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新宿南口にルミネの新しい商業施設ができた。 なぜか4階に「バスタ」というバスターミナルがある。 これからはバスでいろんなところに行くのにみんなここに集まってくるのだろう。 その商業施設に「NEWOMAN」という名前がついている。 この新しいビルの5階。ちょうどバスタの1階上に「LUMINE 0」というイベントスペースがある。 劇場というよりも多目的スペース、足場の組み方などをみると 新宿西口のスペースゼロのような感じである。 このスペースをルミネはどのように活用していくのか楽しみである。 とにかく新宿駅真上でバスタの1階上というアクセス抜群の場所である。 美しくデザインされたこのホールはラウンジスペースも広くゆったりとしていて気持ちがいい。 「NEWOMAN」の混雑とは裏腹のスペースに心和む。 階上とはいえ外には植栽なども施され気持ちがいい。 このホールのこけら落とし公演として、マームとジプシーが呼ばれた。 急に決まったのか?上演されるのを知ったのは2月の さいたま芸術劇場でのマームの公演の後だったのでは。 過去のレパートリーを上演するというので未見の「あつこのはなし」(上演時間90分)と 昨年見た「カタチノチガウ」(上演時間110分)を見に行った。 マームはネット予約して当日整理番号付きのチケットをもらって自由席で座るという方式。 事前に入金などをすることもなく観客を信頼しきっているこのシステムがすごい! そうした仕組みでも大量キャンセルなどの破綻が起きないのだろうか。 「カタチノチガウ」ではキャンセル待ちも出ていたが全員ホールの中に入れたようである。 「あつこのはなし」は初めて見たのだが、 こんなにユーモラスなものがマームとジプシーのレパートリーにあったのだ!と驚いた。 シェアハウスに住むアラサーの女性3人の様子が描かれる。 あるあるというエピソードが満載でこれって実際、 この舞台の出演者たちに起きたはなしなのではないだろうか?と思うのだった。 「あつこ」という女性はこの年(31歳とう設定)まで彼氏を作ったことがなく、 何とか「あつこ」に彼氏をと画策してシェアハウスの仲間女子二人は 「あつこ」を合コンというか「マッチメイキングパーティ」に連れていく。 番号札を胸につけていろんな方とお話をするという、 以前の番組の「ねるとん紅鯨団」のような様子。 そこで「あつこ」はある男性とお付き合いするようになるのだが。 パートナーがいない独身の男女が実際に増えているらしい。 特に不平や不満もなく独りでいることを楽しんでいる。 そうした現在の状況をいまどきの若者言葉で掬い取っている。 その話がリアルで、あーこんなことあるあると思いながら 笑いながらあっという間に90分が過ぎていった。 「あつこのはなし」が「あっ、この話」や「あつこ、野放し」や「あつこの、はなぢ」や 「あつこのは、なし!」などと言葉遊びのように変容していくのが面白かった。 そして抒情的な、マームとジプシーのあの感じとは違うレパートリーを見ることができたのだった。 一方、「カタチノチガウ」はこれぞ、マームとジプシーというもの。 この公演は、昨年、横浜美術館のレクチャーホールで見た。 一番の違いは横浜では舞台を見上げ、ルミネでは舞台を見下ろしたということ。 血のつながらない三人姉妹がどのように生きて来たか? というお話。ひどい虐待や陰惨なシーンもあるのだが、 この三人姉妹の純粋な姿を見ているといつもの藤田貴大の世界がそこに拡がっていた。 青柳いづみ、川崎ゆり子、吉田聡子といういつもの女優さんたちが 激しい発声とともに身体を駆使してのパフォーマンスはいつ見ても頭が下がる。 名久井直子さんデザインのタイポグラフィーデザインと suzuki takayukiさんの手になる衣装が印象的な舞台。 音響は角田里枝。 このレパートリー公演は5月8日までつづく。
by haruharuyama
| 2016-05-04 08:30
| 舞台
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