カミサンの同僚のMさんがチケットを持っていたので、ご相伴に預かった次第。
大きな劇場。しかも前から3番目だった。
バレエダンサー達をこんなに間近でみることが初めてのことだった。
ふくらはぎの筋肉に注目することになる。
バレエは爪先立ちのシーンが圧倒的に多いので必然、
ふくらはぎの筋肉が強調されることとなる。
訓練されたダンサーたちの肉体は美しい。
「シンデレラ」なのでストーリーは頭の中にすでに入っている。
今回のバレエはロマンチックバレエではなく、現代的なものだった。
衣裳が斬新。Mさんはマルタンマンジェラのようだと言っていたが
まさしくそんな感じ。造形がおもしろいものがいろいろとあった。
特に現代的なウレタンフォームやプラスチック系の素材を使ったものが
上手く使われていたように思う。振付も、コミカルな感じがしてわかりやすい。
仙女役のエイプリル・バールが魅力的だった。
但し、彼女は大柄なので、男性ダンサーが彼女を持ち上げるときに
苦労していたようである。男性ダンサーの腕が震えていた。
シンデレラ役のパオラ・カンタルポは表現力に優れていた。
ピナ・バウシュの若い頃のような雰囲気だった。
舞台のセットは白を基調とした簡素なもの。
それが想像力を刺激してくれる。映像の投影などは必要なかったのでは。
この舞台では、金や銀のラメが効果的に使われていた。
仙女の身体中からキラキラと光るラメ、シンデレラの足元、
まるでガラスの靴を想像させるラメだった。
圧巻だったのはラストシーンで天井からラメの粉が
パラパラと落ちてくる。まるで砂金が落下するような美しさだった。