上戸彩は、貴重なCMタレントだ。
洒落たもの、かわいいものからコミカルなものまで
あるレベル以上の仕事を常にしている。
コミカルなギャグを演じるCMタレントとして貴重!
他に思いつくのは、松浦亜弥くらいだろうか?
そういえば彼女の名前も「あや」。
その彼女が、僕の敬愛する監督、堤幸彦監督のテレビドラマで主演する。
下北沢の小劇団に入って、ビンボーな小劇団の役者生活を送るというもの。
堤幸彦の小劇場に対する愛情が炸裂する!
上戸は山梨の高校を出て、「千葉大学・理学部」に入学する。
その入学式で、小劇団「下北サンデーズ」が乱入し、
ゲリラ的な舞台の宣伝をして去っていく。
その劇的なことに衝撃を受けた、上戸は、インターネットで彼らの公演を探し当て、
「下北沢OFFOFFシアター」に彼らの舞台を見に行く。
登場する団体名などが全て実際のものなので面白い。
東京のある部分の今を、リアルに切り取っている。
映像もほぼ全編ロケーションで下北沢を切り取っていく。
「池袋」を舞台にした堤幸彦の名作「IWGP」にも似た
作法がプロダクションワークとしての心意気を感じる。
脇役陣がまた凄い、小劇場界の人々が登場する。
古田新太、三宅弘城、そして「ケラリーノ・サンドロビッチ」が実名で、
劇作家&演出家役で登場する。
舞台好きにはたまらない構造になっている。
とともに、上戸という小劇場のことを全く知らないものが、
その世界に入っていく過程を通じて、
まったく小劇場のここを知らない人たちにも理解できる小劇場入門にもなっている。
脚本はまた小劇団「ハイレグジーザス」を主宰していた、
河原雅彦などが担当している。
今後の展開が楽しみである。(
毎週木曜日21時からテレビ朝日。)