振付・構成・演出:スズキ拓朗。スズキ拓朗率いるこのCHAiroiPLIN(チャイロイプリン)
以前、三鷹市芸術文化センターでの公演を見てあまりの面白さに驚いた!
その時の詳細は、http://haruharuy.exblog.jp/24618108/
ダンス公演は日程が短いものが多い。大体、土日の公演のみ。
私は土日が仕事なのでなかなか行くことができない。
しかし、今回たまたま土曜日の公演に時間調整して行くことができた。
グローブ座でシェイクスピア!しかも「ロミオとジュリエット」!
ものすごく天気のいい日に高田馬場から歩いて劇場へ向かった。
土曜日の追加公演だったのだが場内は満員!若い人や家族連れが多い!
スズキ拓朗は実はあの「コンドルズ」のメンバーでもある。
ので、コンドルズのファンの方々も多く来ているのだろうか?
どこか洗練された観客層が小劇場演劇と少し違う?という印象!
特に女性が多い!スズキ拓朗のファンなのか?
ロミオを演じるのはダンスが抜群にうまいスズキ拓朗!
そしてジュリエットを演じるのはエリザベス・マリー!
この二人のキレッキレのダンスを見るだけで価値がある!
しかもエリザベスは歌がむちゃくちゃうまい!
本公演では、片桐はいりさんが狂言回しを宅配便の人の役で演じてくれる!
有名な方なのでそれだけで観客席が沸く!
ストーリーは原作に忠実だが、一番重要なエッセンスだけを取り出しており
「ロミオとジュリエット」をまったく知らない人も楽しめる。
折り込みにイラスト付きで「モンタギュー家」&「キャピレット家」の
相関図などが掲載されているのでこれを見ればさらにわかりやすい!
工事用の足場をバルコニーに見立て、美術関連が大掛かり!
天井の高いグローブ座の構造が活かされている!
エリザベスがウェディングドレスを着て高い脚立に乗って歌うシーンがあるのだが、
ここはまさに紅白の小林幸子か?と見まがうほどの身長10メートル!?の
エリザベス・マリーが登場する。
こうした演出の遊びゴコロが満載である。
LEDで発光するボールを小道具に使ったりして
テクノロジーの利用の仕方も若々しい!
特に感心したのは映像の使い方!
真っ白な背景にアニメーションが映し出され物語の構造をわかりやすく伝えてくれる!
圧巻なのは登場人物全員が顔にアイパッドのようなタブレットを装着し、
画面が顔になったり記号が映し出されたりした状態でダンスをするシーン!
エイフェックスツインズのプロモーションビデオに
出演者全員が同じ顔という!奇妙な作品があったがそれを思い出す!
Aphex Twin の「Come to Daddy」という作品です。
また、この作品にはとてもたくさんの洋服が登場する。
最初「モンタギュー家」は赤!「キャピレット家」は白の衣装!
まるで紅白戦であり、その紅白のモチーフが活かされた演出が楽しい。
そして舞台後半ではさらなる大量の衣装が!
さっき読んだ、エリザベス・マリーのブログ
https://ameblo.jp/elizabeth-marry
で知ったのだが
これは不要になった衣装をください!とお願いして集めたと書かれていた。
不要のタブレットと衣装をみんなの力で参加してやり遂げた!
まさに演劇的な参加型イベントである。
寄付された方は折り込みに「スペシャルサンクス」として名前が掲載されている。
映画「この世界の片隅に」でも同様の方法が行われたが、
こうしてみんなが作り上げた作品というのは何らかの強いエネルギーが込められており、
独特の輝き方をするんだな!と思った。
ここに出演している多くの方が桐朋学園芸術短期大学で知り合った人たちだそう!
蜷川幸雄さんの魂がここにも残されている。
12月3日は13時と17時の公演がある!
上演時間1時間50分くらい!入場料、何との2017円という破格の料金です!






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