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みなさまの、今年はどんな1年だったでしょうか?
私にとっては 1、「ウォーレン・バフェットについての学び」 2、「AI」の認知 3、「人手不足が実感される」年でした。
1、今年は「ウォーレン・バフェット」と彼をめぐる人たちについて たくさん勉強させていただきました。 たまたま、頂いたお仕事を通じて、バフェットのことについて 勉強することとなり、まず「投資」は「トレーディング」 (特に短期間で株などを売り買いして利ザヤを稼ぐ「トレーディング」)とは、 まったく違うものであるということを知りました。 じっくりとその企業の本質を見出し、リアルな現在の企業価値を分析し、 経営者である人を見て、そこから投資の決断をするのです! いったん投資を決めたら、長くその株を持ち続けるのがバフェットの流儀です。 「投資」というのは、金融が本来持っている経済が 世の中を幸せにする行為でもあります。 言い換えると、資本を元手に関係各位(ステークホルダー)みんなが幸せになる というという本質的な行為なのだ! ということに気づかせてくれました。 投資会社での勉強会「バフェット・クラブ」の収録を通じて、 企業という有機的な組織をどのように活性化しなければいけないのか? ということを常に考えるようになりました。 同時に、バフェットさんが常におっしゃっている 「正直」であり続けることの大切さを実感しました。 仕事を続けるというのは「正直」であり続け、 それが継続されると関係者みんなが幸せになっていくことなんだ、と…。 いくつになっても新しく学ぶことが、本当にたくさんあるんですね。
今年の私にとって、もっとも刺激的な未来人は「落合陽一」(筑波大教授)でした。 彼の著書や映像やWEBを通じての発言はいつもラディカルです。 既存の価値観にとらわれることなく自由にテクノロジーとアートと金融の世界を 行き来する感覚がすごいです。 時間がもったいないという感覚も、いろんなことをたくさんやってみたい! という純粋な気持ちから来るのでしょう。 彼の出演した「情熱大陸」でその片鱗を 多くの方が垣間見ることが出来ました。 ほりえモンこと堀江貴文の発言にも落合さんと同様の考えを感じます。 この二人(落合陽一と堀江貴文)を自分のメディアのブレーンとして、 積極的に起用しているNews Picksの編集長の佐々木紀彦さんの 編集方針とそれに伴うビジネスモデルの作り方も すごいなああと感心しきりです。
2、また、今年ほどAI(人工知能)という言葉が ほぼ毎日メディアなどで発信された年はなかったのではないでしょうか? 自動車の自動運転などをはじめとして、 画像認識や音声認識技術などが格段に向上し、 ディープラーニングという方法がAIの進化を加速させていることで、 多くの人が「AI」の技術と未来に注目するようになったのでしょう! NHKのETVでも、松尾豊教授がMCとなって「人間って何だ?・超AI入門」 という12回の番組が放送されました。 「AI」の技術を進化させるために、研究者たちは日々、 人間が無意識に行っている画像認識や言語の取得、 文脈理解をAIにどのように学習させるのか?を考えておられます。 そしてその認知と並行して身体行動と 重ねていく仕組みがどのように行われているのか? ということについて考えて仮説検証をしていくことが必要なんだ! ということを教えてくれました。 これは、哲学や認知科学、生物学や脳科学などの ありとあらゆる知見を学際的に統合していかなければ 理解できないことなのかもしれません。 今以上に深い「教養」を身に付けることが重要になってきているのでは ないでしょうか? そして「AI」にきちんと向き合えば人間の能力は拡張し 「AI」といい意味での共存が発生し 私たちの暮らしは楽しく豊かになっていくのでは???? いかがでしょうか?
3、「人手不足が実感される」に関しては 「働き方改革」とともに、仕事を分担する必要性が生じ 人財不足が加速しています。 もちろん企業は出来るだけ、優秀な人、いい人に来て欲しいと考えています。 いまの若者は企業の福利厚生をはじめとした 企業の制度設計に敏感になっています。 ブラック企業などに代表される企業のラベリングに 必要以上に反応してしまっているのを、日々、 学生に接していると肌で感じます。 労働生産性をどのように上げていくのか?という システムの開発と導入も喫緊の課題です。 そのためには自分たちの業務ワークフローを相対化し 言語化・記号化する必要が出てきます。 この言語化・記号化という業務の相対化は 米国の大学の研究者たちの得意なところであります。 そういう意味で米国のビジネススクールなどで発行された 類の書籍は大変参考になります。 規模が全く違いますが、自分の学校で 経験のない学生や新人に映像制作などを教えるためにも この「相対化」の技術が欠かせません。 まず、根本的な意味を伝えて大きな視点で物事を捉えてから、 詳細なフローにつなげていくという視点が重要です。 これが作成できれば労働生産性を上げるICTを活用した仕組みも 導入出来るのではないでしょうか? 日本の制度の問題で人材流動性が決して高くない現状では、 まず、業務システムをICT化し「AI」や「ロボット」に出来ることはお願いし、 人間しかできないことを集中してやる仕組みを作ることが求められます。 並行して、HR(Human Resource)=「人事」の制度と仕組みを 変えていく必要があるのではないでしょうか? 現在、政府が進めておりますが「副業」の推進や在宅勤務、 リモート勤務、時短勤務などの多様な働き方を ICTの力で組み合わせていくことが普通になっていくでしょう。 さらにシニア世代のセカンドキャリアの活用。 さらにはその上の世代でもある 元気なシルバー世代の方々の活用をすることによって、 さっきの投資の話の時にもありました 関係各位が何らかの幸せな活動の出来る世の中が 作れるのではないでしょうか? いくつになっても新たなことが始められる。 そんな時代がもうすぐそこに来ています。 リカレント教育などと言われていますが ベテラン世代の「学びなおし」などが出来る部署や 機関がこれから絶対必要になるのではないでしょうか? 後継世代に素敵な「遺産」を残すために、 私たちは勇気を持って一歩前に踏み出す 時期が来ているのではないでしょうか?
PS:今年は株価が上昇をし続け景況感は回復しているようです。 それでも私たちの所得はなかなか増えていかない! という実感を抱えつつ、みんなが目の前のことに追われ、 懸命に暮らした年だったのではないでしょうか? 格差が拡大していくのは、資本主義の仕組み自体が持つ特性です。 そのことを前提に、私たちの所得の再分配をどうするのか? を自分事として考えないといけない時代になりました。 もちろん、選挙を終えて安定多数となった政権は、 きちんと長期的視点で所得の再分配を検討する義務があるでしょう! 消費税が10%になった時に得られる追加の税金の中から 「2兆円」という数字を先に決めて、その使い道を分配することをまず決める、 という方法で本当にいいのでしょうか? トップダウンではなく現場の実情を考えた柔軟な 税金の使い方ができるシステムを 作っていかなければならないのでは?
by haruharuyama
| 2017-12-28 16:00
| 時事放談
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Comments(2)
Commented
by
松村豊
at 2018-02-05 16:52
x
ちょっとした合間に、私的ベストを一気読みさせていただきました。そのへんの雑誌よりもずっと面白いです。
10年以上継続しておられることに、敬意を表します。
0
Commented
by
haruharuyama at 2018-02-08 09:57
松村さん ありがとうございます!今年で12年目となりました!
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