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久しぶりの上野ストアハウス。中山夢歩が出演した舞台以来じゃないか? 振替休日の平日の昼間、日比谷線の入谷で降りる。 ネット検索して出て来た鶯谷駅の近くのラーメン屋「長山」(700円)で ラーメンを食べてから劇場に向かった。 マンションの地下にあるこの劇場は大体駅前劇場くらいの大きさである。 今回見たのが最初のプレビュー公演。 値段が2000円と安いこともあり平日昼間にもかかわらず劇場は満席! いちばん後ろに机が置かれており作・演出の中津留章仁さんが陣取っておられる。 何と中津留さんは裸足だった。気合の入り方が違う! この劇団の公演は必ず上演時間を確認する。 今回も上演時間休憩なしの2時間45分である。 トラッシュマスターズらしい長さ。(W) いつも二部構成に分かれておりその構成も含めてこの劇団の魅力がある。 場面転換や幕間でスクリーンに長い長いモノローグが投影され それが下にスクロールしながらセリフが読み上げられる。 そのセリフのスピード感はぜひとも体験してみてください!(むっちゃ早い!) 戯曲の荒唐無稽な設定と、さらにそれを上回るかのような 青々しい荒唐無稽なセリフが登場し、時々観客席から笑いが起きる。 このピュアな感じも中津留章仁らしさと言えるのでは?(W) それゆえ、ファンも多く、特徴的なのは私も含めて 年配の男性の数が多いということ。 政治や社会問題が毎度、戯曲の中に登場し、 中津留章仁の考えがそこに織り込まれている。 本作は再演。初演は2010年。(私は未見)中津留37歳の時に書かれたものだそう。 日中関係の問題を扱っており、今回の上演に合わせて いろんなところが書き直されているだろうことがわかる。 出演者は若手が中心でいつもの劇団メンバーはあまり登場していない。 俳優たちの演技の硬さが見られたがプレビュー公演だったからだろうと好意的に解釈したい。 一幕目は、ある田舎町のバーが舞台。下手に居住スペースがあり扉をはさんで ベッドが置かれている。オープニングはベッドの中で寝ていた全裸の男女のシーンから始まる。 倉貫匡弘とアリスと呼ばれている女(藤堂海)。 倉貫はこの町で生まれてまたここに戻ってきた。 彼はシングルマザーに育てられた。母親が遺した家をバーに改装して営業を始める。 そこには地元の同級生たちが集まってくる。 とても暴力的なやんちゃな漁師町である。 倉貫には妹が居て近くで結婚し暮らしている。 倉貫のおじいさんが日中戦争に行っており南京大虐殺の当事者だったらしい。 そこで多くの中国人を殺害したらしいことがセリフの端々から伺える。 おじいさんの家がその戦争の行為が原因で放火され全焼した。 さらに、この町でいろんな事件が起る。 倉貫とアリス(藤堂海)は結婚する。 倉貫の実の父親は有名な方だったそうで資産家でもあったらしい。 父の死後その遺産が転がり込んでくる。 実の父親からのメッセージを持ってきたのがアリスだった。 倉貫はその遺産を元手にマグロ養殖をはじめ、その後、鯨の養殖も始める。 と荒唐無稽な展開。 そして長くて超早いスクリーンスクロールのモノローグがあって、 宇宙旅行とそこでの事件などが語られ、第二幕目。 そこは、倉貫が社長を務める会社の応接室。 中国は経済大国になっている。そこに鯨保護の団体がやってきて…。 とさらなる激しい展開でこれって韓国ドラマや映画のようだ!と思った。 地上波では放送が難しそうであるが、 今ならネットフリックスやアマゾンプライム、アベマTVなどでの上映配信なら可能ではないか? コンテンツの越境と融合の時代がまさにそこに来ている。 その時に中津留章仁のような人材が貴重なものになるだろう。 上演時間休憩なしの2時間45分(W)6月24日まで。 ![]() ![]() ![]()
by haruharuyama
| 2018-06-23 09:57
| 舞台
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