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NHK朝の連続ドラマ「半分、青い。」で主人公鈴愛(すずめ)(永野芽郁)の 祖父役をしている中村雅俊。朝はドラマで岐阜の山奥の食堂に居たかと思ったら、 夜はこうしてサザンシアターに!(W) 「半分、青い。」の劇中でギターをかき鳴らし、歌を歌うおじいちゃん!かっこいいい! これからこうしたかっこいいシニア世代がどんどんと増えていくのだろう! 劇場に、仙吉の娘役の松雪さん、そして鈴愛の幼馴染の律君(佐藤健)から お花が届いていたのを見た。全部のお花を見ることはできなかったが、 それはそれは、膨大な数のお祝いのお花がサザンシアターのロビーを埋め尽くしていた。 本公演では、中村雅俊と中山優馬そして松岡充が登場し三世代をそれぞれが演じる。 作・演出の鴻上尚史は今年、ついに還暦を迎えられたらしい。 「ごあいさつ」にその名文が書かれている。 鴻上さんは「ごあいさつ」の中で60歳になっても、 劇団を旗揚げした頃の22歳の頃の感覚とあまり変わらないと書いていた。 また30代になると、すべての表現に対して意識し、素晴らしいものを見ると嫉妬し、 いつもヒリヒリしていたらしい。 その時のヒリヒリとした感覚も、いまだに自分の中にありそれは、 今も変わらないという。 ただ年を取って鴻上さんは、焦りや不安と付き合う技術が少しだけ見についたらしい。 私も同様。いろんなうまくいかないことがあっても、そのままやりすごすことが出来るようになって来ている。 長く生きていると「たいていのことは簡単に決まらないしうまくいかない」 ということがわかるようになる。 しかし、同時に、それと相反するように子供の時に持っていた 純粋な気持ちや情熱が時々ふつふつと湧き出してくるのも事実。 子どもの時と今の中年のおじさんの時をいったり来たりが 出来るようになったということなのかも知れない。 鴻上さんは若い時の青臭さをいつも描き続けてくれる。 それは何歳になって見ても、やはり「アオハル」。 「青春」の甘酸っぱさを永遠に描き続けることが、 鴻上さんが今を生きていくということなのかも知れない!と 40年近く鴻上作品を見ていて思うことだった。 本作はそうした「アオハル」的な、 懸命に愛すること。そして懸命に自分の夢に向かっていく事。 さらには懸命にやり直しをしようとすること。 がまっすぐに描かれてる。 その情熱が三世代に渡って描かれるというのが、 鴻上さんが20代から60代まで自由に行き来できるようになった証拠なのでは? 中山優馬は路上ライブなどをしているミュージシャンの卵、 ある日ライブハウスをじーっと見ていて気になった森田涼花。 その縁で知り合った二人。森田は中山に心を寄せている。 彼女の父親は松岡充。今は父親の会社を継いで納豆の製造販売を行っている。 若い頃はインディーズバンドを組んでいてそれなりに人気があったらしい。 バンドは解散し納豆工場を継ぐが、資金繰りが厳しくなっている。 松岡は妻と離婚してしまった。娘の森田涼花とは別居している。 松岡の母親役の久野綾希子は夫に先立たれ今は独りもの。 納豆製造は息子に任せており、そんな時に 素敵な紳士の中村雅俊と知り合う! 孫の世代の女の子とばあばの世代の二組の恋の行方は? そして中村雅俊は実は…。 そして中山と森田の関係はどうなる? こうして、舞台は大きな展開をしながら突き進んで行く。 本作は音楽劇でもあり森雪之丞さんが作詞した歌が何曲も歌われる。 中村雅俊はじめ松岡充のヴォーカルがいい! そして久野と中村のデュエットが耳に気持ちいい。 身体の感覚を開いて彼らの歌や芝居を一身に浴びていると 自分の気持ちも「アオハル」になっていく。 それが演劇という芸術表現の素敵なところ。 空気を共有しその空気を一身に浴びることができる。 音楽も言葉もそして身体も! 鴻上さんはあと何本、舞台を作ってくれるのだろう? そして私たちはいったいあと何本、舞台を見ることが出来るのだろう! そんな気持ちを呼び覚ましてくれた。 9月2日まで。上演時間2時間30分(休憩15分) その後、福岡、大阪公演がある。
by haruharuyama
| 2018-08-14 16:16
| 舞台
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