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「2018年 極私的ベスト」(@書籍詳細)
今年のあいさつにも書きましたが、 今年は佐々木紀彦COOが発信する「News Picks」に刺激された1年となりました。 そこで毎回のように取り上げられる、出演者の方々の著書を読み、 読むとさらにその関連の書籍や、その著書の別の本も 読んでみたくなるという連鎖が続きました。 いまや、落合陽一を知らない人はいないのでは? 研究者でありアーティストで起業家といくつものポートフォリオを持つ異端者の天才(?) の第一人者ではないでしょうか? 落合陽一から始まって、明石ガクト、箕輪厚介、佐藤航陽、堀江貴文など 「News Picks」に関連する人々の本に刺激を受けました。 また、今年は3年後に60歳を迎えるにあたり「定年後いかに過ごしていくか?」 のキャリア研修を受けたことがきっかけで「定年後」いかに生きて行くのか? という本などもいろいろ読み考えました。 その中で、片桐実央や楠木新などを初めとした定年後のコンサルエキスパートの方々の著書から始まって、 ちきりん、という変わったペンネームの方の働き方などに関しての著書を読んだり、 竹田茂の本を読んで勇気をもらったりしました。 仕事を通じて「自由」になる。どうしたら、そんな生き方が出来るのか模索をしています。 どれが答えになるのかはわかりませんが、 とにかくいろんなことを考えてみる、やってみるでしょうか? また新たな業界についての学びもしたくて、 映像制作会社に近い業態のお仕事をされている方の本も読みました。 アニメプロデューサーやアニメビジネスの本、ゲームプロデューサーやゲームビジネスの本。 その後に、e-sportsやVチューバ―のことにも興味を持ちました。 並行して映像制作ビジネスのこれからについて書かれた著書を何冊か読みました。 インターネットの普及で、放送と通信の垣根がなくなっていき、 NHKはいよいよネットの同時配信を始めることになりました。 ネット系のコンテンツ配信メディアの「Netflicks」や「amazon prime video」 スポーツ配信の「Dazen」や無料同時放送に特化した「Abema TV」 さらには「u-tuber」などの動画コンテンツが マネタイズを射程に入れて様々なコンテンツを作り続けています。
では、以下、今年の印象に残った本のベスト10です。
1、「デジタルネイチャ―」落合陽一(@PLANETS) 2、「深夜特急」沢木耕太郎(@新潮社) 3、「未来に先回りする思考法」佐藤航陽(@ディスカバー21) 4、「急いでデジタルクリエイティブの本当の話をします」小霜和也(@宣伝会議) 5、「歴史哲学講義」(上・下)ヘーゲル・長谷川宏訳(@岩波書店) 6、「デジタルの未来」ユルゲン・メルフェト 野中賢治訳(@日本経済新聞) 7、「成功者の告白」神田昌典(@講談社) 8「動画2・0」明石ガクト(@幻冬舎) 9、「愛と経済のロゴス」中沢新一(@講談社選書メチエ) 10、「悪魔の飽食」森村誠一(@光文社新書)
1、「デジタルネイチャ―」落合陽一(@PLANETS) 本作には落合陽一が普段メディアで語っていることの本質的な部分が ほぼ完全な状態で網羅されているのではないでしょうか? ドラスティックな発言もありますが、それも含めて 大胆な改革の提言をされていて読んでいて気持ちがいいです。 テクノロジーを信じ、未来をポジティブに捉える姿勢は 見習うところがたくさんあります。 30代前半と思えない広範な知識に裏打ちされた論理展開は本当にすごい! 本書は、落合陽一の他の著書と比べると 決して読みやすいものではありませんが、それだけに本質の根っこの部分を 語ろうという気迫にあふれています。 何度かいったりきたりしながら文意をじっくりと理解しながら 読むことが本書の最善の読み方なのではないでしょうか? <落合陽一本は他に「日本再興戦略」落合陽一(@幻冬舎)、 「10年後の仕事図鑑」堀江貴文・落合陽一(@SBクリエイティブ) 「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書」 落合陽一(@小学館)> 2、「深夜特急」沢木耕太郎(@新潮社) なんで、今頃?と思われるかも知れませんが、 何と大学時代に購入していて今まで積読をしていました。(笑) 35年にわたる積読でした。 読んで、35年経っても面白いものは面白いのだ!ということがよ―くわかりました。 私たちの世代は学生時代にこれを読んで卒業旅行などで 海外にバックパック旅行に行くというのがブームとなりました。 みんな沢木さんの文章に感化されて自分探しをしていたのかも知れません。 最近、読んだ本の中でプロデューサーに大切な三つのことという言葉を読んで感銘を受けました。 後にその言葉は文芸春秋の名編集者だった池島信平の言葉であるということを知りました。 その三つのことは <1「人に会え」2「本を読め」3「旅に出ろ」> というもの。本書にはこの「3」の部分の根源の意味が書かれているのではないでしょうか? 今年の夏休みに会社に導入された「スペシャルホリデー」という制度を利用させていただき トルコに9日間行くことが出来ました。 本書はその旅のお供となりました。 最初は読んだらその宿に置いて帰ろうと思っていたのですが、 結局は面白かったので持ち帰ることにしました。 トルコで出会った唯一の日本人の若者3人組のことが思い出されます。 彼らは同じ宿にとまった縁で市内観光を一緒にしていました。 20代の頃の自分を思い出しました。ああ、なんて青春なんでしょう! 私は、妻と老境を意識しながら トルコの人たちの国民性に想いを馳せていたのでした。 3、「未来に先回りする思考法」佐藤航陽(@ディスカバー21) メタップスの創業者で代表取締役会長でもある佐藤航陽は現在、 シンガポールに住んでいるそうです。 スマホのアンドロイドに特化した事業をいち早くはじめ、 スマホの普及に伴って事業がどんどんと拡大していった。 現在はICTを利用してデータを扱うという、 簡単に理解できないようなビジネスを行っておられます。 その佐藤さんがどのようにして未来を予想しているのか、 いままでどのようにしてきたか?ということが本書には詳細に記されています。 本書で一番記憶に残っているのが、 今起きている「未来」というのが確実にあって、 その「未来へ向いている」アンカーポイント(点)を結んでいけば、 ライン(線)が生まれ、そうするとそのラインの延長線上にある未来が見えてくる。 という例えを読んでものすごく腑に落ちました。 そのためにどうやってそのポイントを探すのか? どのタイミングで動き出すのか?ということは個々に問われてくるのでしょう。 ヴェンチャーは決してギャンブルではない!ということが これを読むとよくわかります。 そしてギャンブルにならないためのヒントがここには詰まっています。 4、「急いでデジタルクリエイティブの本当の話をします」小霜和也(@宣伝会議) 小霜和也さんのお書きになる広告の本は、いつも本当に本質的なことのみを語ってくれています。 リベラルアーツが重要です!と最近になって言われていますが、 それよりはるか以前から小霜さんは、リベラルアーツをベースに そのサービスや現象などを分析し、そこから大きなクリエイティブジャンプをし、 人に感動を届けるという仕事をされている、ということが良くわかります。 言い換えると、突き詰めてものを考える行為こそが クリエイティブな作業であるということ。 そのためには「心理学」や「行動経済学」「ゲーム理論」などの アカデミックな研究事例なども学び、 それらの研究から導き出される理論を広告クリエイティブの実践に 応用されていることなのでしょう。 まさに産学共同という言葉はこうした作業の中にあるのでは?と思うのです。 しかも、内容は実践的。 「急いで」というタイトルにもあるように「今のデジタル領域」で 起きている最新の実例なども交えての詳細な考えがまとめられています。 小霜さんが主宰されている無料の「広告学校」では 日々こうしたことが話されているのでしょうか? これを読んだ内閣府のやる気のある官僚が小霜さんに 「内閣府」のアドバイザーに入ってもらった!というのを面白いと思いました! 現在の行政は官庁主体ではなく「内閣府」が主体となって新たなことをする、 という流れが出来ているように思えます。 では、従来の省庁はいったい何をやっているんだろう!?と心配になってきます。 本気でこの国の将来を考えているのか?私たちの国家はどこに進むべきか? という根源的なフィロソフィーを示さないと 国家はまったく実体のないものになってしまうのではないでしょうか? ブロックチェーン技術などで国境や国家、組織の概念が崩壊しつつある今、 実体のない国家には何の魅力があるのでしょうか? という時代がそこに来ています。 <「ここらで広告コピーの本当の話をします」小霜和也(@宣伝会議)も!これも本質をついている。>
5、「歴史哲学講義」(上・下)ヘーゲル・長谷川宏訳(@岩波書店) 本書を読んでみようとしたきっかけは、中山幸雄さんが お書きになっているブログ「デジタルノート」に本書のことが取り上げられていたから。 毎年のように、中山さんのブログで面白い本との新たな出会いがあります。 世界史で学ぶべき根源的なことがここで語られています。 もちろんヘーゲルが生きていた頃なので現代史は語られていません。 しかし、大きな流れで歴史を展望するという意味では、 世界史を最初に学ぶのに本書はとてもいいのでは? これをわかりやすく翻案して中学や高校で「歴史とは?」 ということをまず学ぶと歴史に興味を持つ人が増えるのでは? 歴史観を持つということは、実は、前掲した「未来に先回りする思考」ではないが、 これからの未来を見通すために必要なことなのではないでしょうか? 講義録なのですごく読みやすい。 もっとも、それは、長谷川宏さんの翻訳力の高さゆえでしょうか?
6、「デジタルの未来」ユルゲン・メルフェト 野中賢治訳(@日本経済新聞) これからの未来はデジタル化なしには語れない! それは、1次産業にも及んでおり、デジタル化していく流れはすべての場所で誰も止められない。 そしてデジタル化へのシフトが遅れた場合、 その時代についていくことが出来なくなり淘汰がはじまる。 本書はそのデジタル化の現状と未来へ向けての流れを 多くの業種を例にあげて語っています。 これを読むと、日本はデジタル化がとても遅れている国家となってしまっているのかも知れません。 既存の20世紀型のビジネスのやり方でうまくいっていた日本。 産業全体が減少傾向にあるとはいえ、 このままやり過ごしていても短期的には大きなダメージを受けないように一見感じ ているので見て見ないふりをしているのでしょうか? その方が楽かも知れませんね!短期的には。 実は、ここで各国と比べると…。 実際に韓国やシンガポール、中国のいくつかの都市にいくと、 その実体が見えてくるのではないでしょうか?
7、「成功者の告白」神田昌典(@講談社) いま、日経MJで連載も持たれている、起業家を応援するコンサルの仕事をされている神田さん。 最初は外務省に入り、省庁間格差を知り、 退庁してコンサル会社に就職したのだが、それも会社側の評価の低さに地団太を踏み、 外資系家電会社を任され、日本のトップに就任し それまでやったことのない営業セールスで成功する。 それらのキャリアをベースに 起業独立して自らが行って来たように、会社経営と会社の拡大が起きると、 実際にこんなことが起きる可能性がありますよ! ということが神田さんのとてもわかりやすい言葉で語られる。 会社が急成長しているときに家族が犠牲になったり、 家庭に不和が訪れることがあるらしい。 何故そうなるのか?という理由も含めて、神田さんは語る。 神田さんが実際に体験してきたことも含めて語られるので、その説得力が半端ない。 そして企業経営には、 起業家、実務家、管理者、まとめ役、 という企業の成長の段階を追って、必要な役割のスタッフが必要だと 言うことに自分の会社に置き換えて考えたりできてとても興味深い。 本書の副題は「5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語」というもの。 これを読んで衝撃を受け、神田さんの著書をまとめて読んだが 本書1冊で大切なことはすべて学べるかも知れません。(W)
8「動画2・0」明石ガクト(@幻冬舎) 「News Picks Book」の中の一冊。「News Picks」のサイトの中に、 明石ガクトが「動画」の未来を語る記事があって、それが、むちゃむちゃ、面白かったのだが、 それをまとめて書籍化して販売された。 発売日の帰宅途中に丸の内の「丸善」で購入して、 その日のうちに読み終えてしまった。 個人的に感心したのが「u-tuber」の編集について、 そして「料理動画」をどう作っているのか?という実践的な話。 そうして、動画1・0を延々と制作してきた私たちですが、 まさにUUUUMやテイストメイド、さらには動画バナーなどの大量にローコストで動画を プラットフォームにどんどんと制作して上げていくという動画2・0の時代の到来に、 私たちは速やかに対応できないでいたのです。 しかし、明石さんの語る「動画3.0」の時代が来れば、 今、日本でもようやく語られ始めている「ブランデッド・ムービー」の制作が増加するそうです。 その時代を迎えるにあたって、CM制作の技術とノウハウがとても大切なのでは、 という明石さんの言葉に勇気をいただきました。 機材やテクノロジーの超低価格化(コモディティ化)が進んでいる今だからこそ、 優秀でモチベーションの高い人材に対する価値が高まっています。 予算を人件費に費やすようになり、 最終的には日本の動画制作費が海外と同等の費用になっていくことを期待します。
9、「愛と経済のロゴス」中沢新一(@講談社選書メチエ) 愛することとお金についてのことを、中沢さんは「贈与」という観点から読み解いていく。 「贈与」には単なる「贈与」(文化人類学などを学ぶと出て来るアレです。)と 「純粋贈与」があると中沢さんは語ります。 読んでいて「純粋贈与」は宇宙からの恵みを 私たちが利用させていただいていることなのかな?と思いました。 太陽エネルギーと地球の地殻内エネルギーの恩恵で私たちは活かされている。 その恵みをシェアしようとするのが「贈与」。 経済活動が進行するに従って「貨幣」が流通するようになる。 いつでも交換可能な経済のシステムが出来上がることで、 それらの持っていた本質的な意味が変化していったのではないか?と中沢さんは仮説を立てる。 本書を薦めていただいた方は小児科医療を 臨床で行われていらっしゃるのだが、 医師が医療行為をしている時に、その行為をすることが、 そのまま貨幣にのみ置き換わることで「愛」という 感情が失われてしまっているのかも知れない。 「経済」と「愛」とは簡単には両立できない。 先生はそんな感覚を実際の臨床医療を通じて、 感じていらっしゃるらしい。 その中で、この一冊をお薦めします、という言葉を聴き感銘を受けた。 「医療」とともに「教育」「芸術」という 「愛」と言い換えられそうな行為も 同じ意味にで置き換えられるのではないでしょうか?
10、「悪魔の飽食」森村誠一(@光文社新書) 今年は演劇公演で「石井731部隊」を扱ったものが数作上演された。 劇団チョコレートケーキは「ドキュメンタリー」と「遺産」。 パラドックス定数は「731」。 楽園で上演された「ドキュメンタリー」の舞台で本書が重要な小道具として使用されていました。 私が学生だった1980年代に本書は大ヒットしたことを薄っすらと覚えていたのだが、 本書を読むとその事実のあまりの激しさに絶句しました。 これは、ナチスが「捕虜収容所」で、いかに効率的にガス室で収容されていた人たちを処理するのか? ということに人間の最高の知恵を振り絞って実行した、 ということと同じなのではないか? 組織や国家からある集団に課題が与えられ、 それを最高レベルで解決する、ということがなぜ起きるのか? これが個人や家族というものがベースとなっていれば 倫理的に同じようなことが起きたのか?出来たのか? ということが今も問われ続けているような気がします。 これと構造の似たことが今も世界中で起きているということを意識せざるを得ないですね。
上記以外にも興味深い書籍が、たくさんありました。 読み終えた順に 面白かったものだけをここに記します。
「宗教の見方」宇都宮輝夫(@勁草書房)(再読) 「インターネット的」糸井重里(@PHP新書) 「ほぼ日刊イトイ新聞の本」糸井重里(@講談社文庫) 「NEW ELITE」ピヨトール・フェリックスグジバチ(@大和書房) 「コトラーのマーケティング4.0」フィリップ・コトラー(@朝日新聞出版) 「会社をつくれば自由になれる」竹田茂(@インプレス) 「未来の働き方を考えよう」ちきりん(@文芸春秋) 「これからこうなるゲームプロデューサーの仕事術」安藤武博・岩野弘明(@集英社) 「アニメプロデューサーになろう~アニメ『製作』の仕組み」福原慶匡(@星海社新書) 「ホーキング、宇宙を語る」スティーブン・ホーキング(@早川書房) 「ジョブ理論」(Competing Against Luck)クレイトンMクリステンセン(@ハーパーコリンズ) 「テレビ最終戦争」大原通郎(@朝日新書) 「誰がテレビを殺すのか」夏野剛(@角川新書) 「世界のエリートが一番入りたい大学ミネルバ」山本秀樹(@ダイヤモンド社) 「演劇の街を作った男」徳永京子(@ぴあ) 「イノベーターのジレンマの経済的解明」伊神満(@日経BP社)
by haruharuyama
| 2018-12-27 14:57
| 読書
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Comments(2)
Commented
by
yukionakayama
at 2019-01-02 16:20
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haruharuyさん、2019年もどうぞよろしく!
精力的な極私的ベスト2018を拝見して、感動感心するばかりです。 僕も書籍版極私的ベスト2018、本日アップしました。 ご笑覧くださるとうれしいです :-)
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Commented
by
haruharuyama at 2019-01-11 11:51
nakayama yukioさん ありがとうございます!中山さんのベストもとても参考になりましt!
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