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中山夢歩という俳優がいる。 渋谷の道玄坂を上がって百軒店商店街に入って数十メートル行くと左手に 昔から営業している中華の名店「喜楽」がある。ここの中華そばは本当に伝説的な味を保っている。 そこを右に折れて暫く行くと階段があるのだが、 その左にある雑居ビルの2階に「ダウンタウン」と言う酒場がある。 ゆいさんというママがやっていて、以前から東京芸大出身の タナカノリユキさんや日比野克彦さん、そして亡くなられたCMディレクターの 関口菊日出さんなどが来るようになり、 その下の世代の中島信也さんなども来るようになり、 そこに行けば必ず広告やCM業界の人が居るという場所だった。 俳優さんやNHKなどのTV関係の方々もやっくるある種の業界酒場。 私は、そんなに頻繁に行っていたわけではないが、 行くといつも面白い話が出来て元気をもらった。 そんなお店をやっているゆいママの一人息子が中山夢歩さん! 彼と初めて出会ったのもこの「ダウンタウン」だった。 彼は少年時代、サッカーが好きで南米にサッカー留学に行ったと聴いた。 その後、俳優となりいくつものTVCMや映像作品、そして舞台にコンスタントに出演している。 そんな夢歩くんから連絡をもらって、予定の空いていた日に東池袋に行ってみた。 プロデュースが「建設マン.com」というもの。http://kensetsuman.com/ 社団法人日本建設業連合会が出資運営しているのだろうか? いただいたチラシには、その連合会以外に 「アサヒ飲料」「UCHIMIYA」「東急建設」「三井住友建設」「村上工業」 などの会社が広告を出していた。 舞台はある劇場を壊して新たな劇場を作る建設現場! これを聴いて、なーるほど!と思った。 これってある種の業界向けのコンテンツなのでは? 建築業界の現状を舞台上で表現して 少しでも建設業界の認知度を上げファンを作る! そのためのコンテンツとして演劇というスタイルに挑戦したのだろうか? 今後、企業が出資してこうした取り組みが拡がるかも知れない。 確かに、この日も、建設業界の方々ではないか? という人たちが多数、観客席に座っておられた。 作業服の方やスーツの方々。お客様を連れて来た方もいるのかもしれない! これは、新たなカタチのエンタメビジネスじゃないのか?と直感した。 その直感が正しかったかどうかはわからないが、 建設業界の現状についてのことを理解することは出来た。 実は、私も建築家や建造物には以前から興味があって、 いろんな建築物を見に行ったりしていた。 コルビジュエやフランクロイドライト、村野藤吾や前川國男、そして アントニオガウディ、安藤忠雄、妹島和代、隈研吾など、 もちろん、ザハ・ハディドなども! その場所とともにその場所の環境を作る建築はとても面白い仕事だと思う。 ものすごい数の人々がその建築に携わって何年もかけて完成させる。 そして完成後は本当に何年にもわたって使われ、 その場所が私たちの共通の場所になっていく。 大成建設の広告コピーで「地図に、残る仕事」というのがあったが まさに、それが出来る仕事。 鳶の会社をやっている親父(中山夢歩)とその息子! 鉄筋工やパネルを貼る職人さん、建設図面を引く建設会社の人たち、 そして現場監督をする方。 TVCMの現場を建設現場に例えると現場監督さんがCMディレクターだなどと言う人が多い! 私たちの仕事と似た業過なのかも知れない!人が集まらないのも同様。 そんな、現場で工事が着々と進んでいく。 初めての人にもわかってもらおうとして説明的なセリフが出てくる。 インターン生を2名配置することによって わからないことを現場の人に質問することによって、それを微妙に避けている。 音響テストで工事の急遽変更の問題が起き、 そこでベテラン課長が突然現場対応をしていく様は、 ある種のCMの撮影現場のようでもあり、すがすがしい。 また、業界のICTの導入や外国人技能労働者の現実など、 今、まさに建設業界で起きている問題なども取り上げてあり、 業界で仕事に従事されている方は、とても共感されるのでは? 演劇作品としては人間関係や葛藤の描き方が、ステレオタイプで、 ギャグが先行してしまっている感がある。 そして俳優のレベル差があり、それが違和感につながる。 演出と脚本、プロデュースをもっと丁寧にすれば、 新たな建設業界演劇というジャンルが確立できるかもしれないので 楽日に向けてがんばってください。 上演時間90分。26日まで。
by haruharuyama
| 2019-05-23 11:13
| 舞台
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