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MITAKA”Next”Selection 20thの最後の作品。20周年ラストの作品を飾った。 人は生涯に一度だけ、一度しかできない表現を作ることが出来る、と言われている。 絶妙な時期と本人の熱量などがないまぜとなって、奇跡のような傑作が誕生する。 本作は「ゆうめい」の作家、池田亮がそのように創作した作品なのではないか? 池田亮の家族の話が描かれる。 終演後の舞台挨拶後にこれは創作も含まれているとアナウンスがあるが 多くのことは池田家で実際に起こったことなのだろう。 関西人などは実際にあったことを、話を盛って、 むちゃむちゃ面白い話にしていくことは普通のことだったりする。 そこには創作があり、周りの人を無意識に楽しませてあげたい劇的にしたい という気持ちが働いているのではないか? 岩井秀人の過去の作品も自分の家族を扱ったものが多かった。 「手」や「ヒッキ―・カンクーントルネード」などの作品群。 岩井秀人は自らの家族を表現し続け「ハイバイ」をある種のブランドにしていった。 そして岩井が家族のことを描き切ったのではないか?という時期に 新たな創作を始めた。 ハイバイのことを考えながらも目の前で繰り広げられる 三世代にわたる家族の話にくぎ付けとなった。 そして本作のすごいのは池田亮の実際の父親が登場して演じていること。 劇中では63歳で定年退職した父となっている。 チラシにわかりやすく本作の内容が書かれていたので引用する 「出世したバリキャリの母。慕ってきた定年後の父。別れる。 女と男、妻と夫の今までとこれからのお話。 今のあたりまえ、から、次のあたりまえ。 実話を基に子が脚本を書いて演出し、実父も出演する三鷹でのお芝居。」 とある。日曜日のマチネに行ったのだが会場は満席! 布で覆われていた席も開放されていた。 池田亮はアニメ作品のシナリオなどを書く仕事を手掛けているらしい。 放送作家の集団に登録しているのか? アニメの番組の声優の収録風景なども描かれる。 まさに池田家の話なのでは?と思わせるエピソードが満載。 仕事がきつすぎて性格が変わっていく激しい気性となってしまった母の 幼少時代が描かれるのをみるにつけ、人は、外部環境で変わっていくんだな! ということが実感できる。 また、アニメとは別に、今流行の「Vチューバ―」のコンテンツ制作の 現場なども登場する。まさに私自身も現在リアルタイムで行っている Vチューバ―制作!やないか!と思って興味深かった。(私が手がけているのはコレです) https://www.youtube.com/channel/UCqOhbM9Kaw1FYTjna7nWaow いろんな驚きと発見がある家族を描いた舞台。 なので、すべての人が見てどこかしら共感するところがあるのでは? 「本当に言いたいことを本音で言い合える家族!」がここでは描かれる。 本音でぶつかり合う中で大きな葛藤が生まれてくる。 しかし、それを吐きだすことによって浄化できることもある。 池田亮はその思いをこの芸術作品に仮託することによりこの作品を完成させた。 そして観客たちはこの仮託された池田のココロの叫びを受け取り 自らをも浄化できるのではないか? ラストのダンスシーンが泣ける。 上演時間約2時間。10月14日まで。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
by haruharuyama
| 2019-10-07 11:08
| 舞台
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