松任谷由実の曲で「どうして、どうして僕たちは出会ってしまあったのだろう♪」
という歌いだしの曲がある。「リフレインが叫んでいる」という題名。
以前、この曲の使用をしたくて当時ユーミンの担当だった
当時の東芝EMIの担当の合羅さんのところに伺ったことを思い出す。
合羅さんは音楽だけでなく映画も大好きで、気が合い
何本か映像制作のお仕事をさせていただいた。
いま、合羅さんは箱根に住み「エアストリーム」というお洒落な
トレーラーを購入改修して素敵な移動型カフェをされている。
Café Ryusenkeiという名前です。
詳細は
https://cafe-ryusenkei.com/
本作を見てこの歌のことを思い出した。
鴻上さんの舞台には毎回公演にちなんだ話が書かれている「ごあいさつ」という
手書きの文章がある。
そこにはツイッターでの炎上の話が書かれている。
ある種の炎上の言葉に対応して行くとそれこそ
無間地獄に落ちていくような実際にあったエピソードが書かれていた。
しかし、鴻上さんはそんなことがあっても「スマホ社会」を肯定しようとする。
鴻上さんは「51対49」でスマホ(ネット社会)がもたらしたものは
希望が大きいと思うのです。と書いている。
その根拠を探すためにこうした創作を続けているんだと!
怪獣ヒーローをテーマにした舞台。
子供向けの仮面ライダーショーやウルトラマンショーなどを
デパートの屋上などで子供向けにやっているのを見たことがあるが、
これはガチで大人に向けて、しかし、かつて子どもだった大人に向けて
鴻上さんが描いたもの。
チケット代が高いだけあって豪華な予算をかけた演出が施されている。
プロジェクションマッピングをフルに使って映像と舞台が一体になっている。
怪獣がやって来て街を壊すとビルが炎上していることを
動く映像でビルの壁面に投影されている。
メインの舞台は「地球防衛軍苦情処理係」のオフィス。
地球防衛軍が怪獣を倒そうとしてミサイルなどを発射するのだが
すべてが命中するわけでなく流れ弾的に他の建物に着弾してしまい被害が出る。
そうするとそこに住んでいた住民は「どうしてくれるんだ!地球防衛軍!」
となりクレーム(苦情)をいうための部署が必然的に出来たという設定。
昔から怪獣ものなどで街を破壊するシーンがあると、
特に大人たちはあそこに住んでいて逃げ回っている人はどうなるのか?
というコンテンツの世界観とはまったく別の観点から
突っ込むことは良くあること。
しかし、この構造はツイッターの炎上に似ているのかも知れない。
ものごとの表層だけ捉えそれにダイレクトに反射するようにして
何か意見を言うという空気はこの世の中に必ずある。
「「空気」を読んでも、従わない」(@岩波書店)という本を書かれている
鴻上さんならではの視点がある。
苦情処理係のリーダーは元パイロットの大高洋夫、
そして優秀なベテラン部下が矢柴俊博。
若い隊員が二人いる。
一人は中山優馬。
そして肉体派のもう一人が原嘉孝!
原さんのセリフが面白く、時々、観客席から爆笑が起きていた!
そこにアルバイトとしてPR担当も含め女性隊員の駒井連がやってくる。
この5人を中心に物語が進んでいく。
怪獣をやっつける「正義」(?)の味方として「ハイパーマン」が登場する。
しかし、彼が怪獣と戦うことで東京都内の主要な建物などが次々と壊れていき、
ハイパーマンも実は敵性怪獣ではないか?という空気が世間を支配し始める。
そんなときに、冒頭の「どうして、どうして僕たちは出会ってしまあったんだろ!」
の曲のような展開が…。
実は本作は見方を変えるとある種「ロミオとジュリエット」的な要素をもった
運命を伴った恋愛ものとも言える。
そしてかつて子どもだった大人たちはその光景をドキドキして見る。
鴻上さんらしい、すべての人を肯定する素敵な言葉が登場する。
駒井連の身体を張った極端な芝居を見るのも面白い!
上演時間2時間。11月24日まで。その後、大阪公演がある。







htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-30895531"
hx-vals='{"url":"https:\/\/haruharuy.exblog.jp\/30895531\/","__csrf_value":"2052200393889a976aace8eaf04a674c2a82648f67e9910be1e3afc01d30b5e16b00c16bb177c59bf58c26c1e25b99b8052e1be51880eec4e6e21626e2de9274"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">