『ブックカバーチャレンジ』⑱( book cover challenge vol.18)
18冊目は猪瀬直樹さんの「マガジン青春譜」1998年発行。
猪瀬さんは東京都知事をされていて今はTVなどでコメンテーターとして
活躍されているが、もともとはノンフィクションライターだった方。
「ミカドの肖像」などを書かれ、天皇に切り込んだノンフィクションとして
あの時代は割と衝撃を持って受け入れられた。
その猪瀬さんが20年以上前に本書を執筆された。
大阪は北摂の旧制中学(茨木中学)で学んだ同窓だった
川端康成と大宅壮一について書かれた評伝小説。
旧制茨木中学(当時は5年制)は現在の茨木高校。
私の母校でもある。入学した時に川端康成と大宅壮一が
ここの卒業生だと教えられて育った。中学3年の時から新聞記者に
なりたいなあ、と漠然と思っていた私は大宅壮一に憧れていた。
猪瀬さんは長野県出身。なのにこの二人が同じ学校を出てという
事を知り、本書を書こうと思われたのだろうか?
幼少期の川端少年と大宅壮一のことが描かれている。
明治期にはこんな感じだったのか?と
良くここまで調べられたなと感心しながら興味深く読んだ。
二人は結局大阪を離れ東京に出て来て仕事を始める。
そして、二人の関係が文壇と雑誌の業界を通して描かれる。
ちなみに昨年公開された映画「葬式の名人」は
茨木高校が舞台となった映画。脚本・プロデュースは
同窓の後輩にあたる大野裕之さんという方だった。
前田敦子が母校の制服を着て出演していた。
同級生数人と一緒に新宿バルト9に見に行った。
この映画の「葬式の名人」には川端康成のいくつかの
原作を基に脚本が書かれているらしい。
現在、配信で見られるそうです。
同窓生は是非!学食なども出てきます。
読書文化普及のため
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