『ブックカバーチャレンジ』43(book cover challenge vol.43)
43冊目は西原理恵子さんの「ぼくんち」(@小学館)
本書の発行は1996年。実は私は西原理恵子さんのファンで
西原さんのお書きになったものは見つけると必ず読んでしまう。
西原理恵子の自伝的エッセイマンガと言うのだろうか?彼女の人生自体がある種、壮絶な、しかし底抜けに明るい人生だ!というのは西原さんの人格の
なせる業なのか?本書は西原さんが東京に出て来る前の幼少期の記憶を
基に書かれたもの。高知県の浦戸という漁師町での生活が描かれる。
姉がいて弟が二人いる家庭。母親がいてシングルマザーで後に再婚し
養父がやってくる、そんな家庭のよしなしごととその街で暮らす人たちを
描いたもの。実は私の父親の出身が高知県で、今の住居に戸籍を移すまでは
本籍は高知県安芸郡奈半利町という室戸岬にも近い田舎の町だった。
「竜馬が行く」を読んでいると、奈半利の近くの町や村の名前が登場し、あんなに田舎の町にこんなすごい人たちがいたんだということを思ったことがある。
高知は独特な土地柄で女性がとにかく良く働き男たちは昼間から酒を飲んでいるというようなイメージがある。漁師の街というのはそういうものなのか?
漁に出ていない時は休みなので昼から酒を飲んでいい!とそういうことなのか?皿鉢(さわち)料理が宴会になると出されそれを食べながら酒を酌み交わす。実家にはその皿鉢が今もあり正月になるとその上におせち料理が並ぶ。
さて、西原理恵子である。リエゾーさんの描く世界で特徴的なのは悲しくて悲惨な現実を真正面から描きながらも独特の抒情を湛えているところ。そのセンチメンタルともいえる世の中の捉え方がいい!いつもそれを見てぐぐぐっつ!とくるのだ。兄弟姉妹たちが大変なことがあってもきれいな夕陽を見ていると
気持ちが安らぐ、みたいなことを西原さんは描くのが本当にうまい。その視点をいつまでも持ち続けておられ、創作を続けておられることのすごさ。
まったくぶれない作風、そしてぶれない独特の画風!それもこれもひっくるめて本当にオンリーワンの個性を持った方である。一度だけ博報堂でイベントがあり薬師寺衛さんに誘われて西原さんとしりあがり寿さんの対談イベントに
行ったことはとても思い出深い記憶となっています。
読書文化普及のため
◎毎日一冊の本の表紙をUP
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