『ブックカバーチャレンジ』52(bookcover challenge vol.52)
52冊目は「本を読む本」J・モーティマー・アドラー:V・チャールズ・ドーレン :著、翻訳は外山 滋比古、 槇 未知子(@講談社学芸文庫)
高校の2年から3年にかけてだったか?
大学受験のためということで、2年の冬休み・春休み・3年の夏休みに
予備校の冬期講習・春期講習・夏期講習に通った。
通年で平日に予備校に行って受験勉強を学ぶという
金銭的な余裕はなく短期講習なら行っていいよ!ということで行かせてもらった。
府立高校とは違う独特の世界がそこにあった。
当時は浪人するのが当たり前で二浪や三浪して京大に挑む
などという人もたくさんいた。
私がその時に短期講習に通ったのが京都駿台予備校だった。
ものすごい人数が大きな教室に入って真剣に学ぶ。
公立高校でののほほんとした授業とはまったく違う、
会社組織のような厳しさと講師の人気によって
受講生の数が変わるというシステムに驚いた。
1970年代後半のことである。
ちょうど共通一次試験が始まるころで私たちの学年は
共通1次の二期生にあたる世代。
HBの鉛筆をたくさん用意してマークシート方式の試験に臨んだ。
その京都駿台で私は衝撃的な出会いをした「表三郎」という講師だった。
受験生に向けてというよりも若者に向けて自らの考えを
語るという方だった。
後で知ることになるのだが当時の予備校講師は
学生運動の志士が就職をしないまま予備校の講師となった方が多かったらしい。
表先生は大阪市立大学で全共闘の議長をされていたらしい。
そんな方なので過激な発言が私たちを刺激した。
自然に先生のアジテーションにのめり込んでいったのかも知れない、
と、今になって思う。
表三郎先生は英語の授業をされていた。
しかし、表三郎先生の英語の授業の内容はほとんど覚えていない。
いわゆる余談というもの。
表先生の余談を聴くために授業開始の前に教室に並んだ。
とにかく表先生の話が聞きたかった。
そこは知を刺激させる場だった。
わたしたちの知らないことをこれでもか!という圧倒的な情報を持って語る。
いまでも予備校講師の林修先生などは圧倒的な知識を持っている
ということがTV番組を見るとよくわかる。
予備校の講師とはある種、教育の周縁から生まれてくる
新たな文化の担い手だったのかもしれない。
表先生の講義に刺激を受けてワクワクしながら今出川の駿台を
出て阪急の「西院駅」(?)「烏丸駅」だったかも(?)まで
歩いた受験生がたくさんいたのではないか?
そこで、表先生は毎回のように本を紹介してくれた。
その中の一冊が本書である。
読書家の表先生が読書のための本を進めてくれた。
当時はこの写真で紹介している文庫本ではなく単行本だった。
単行本は今も大阪は高槻の実家の本棚に置かれている。
実は高校の時に読んだときには
本書に書かれていたことの意味がほとんどわからなかった。
50歳代になってふたたび読み返すと、なるほどねー!
というところがとても多く、読書をどのようにするのか?
という方法論も含めて吸収することが出来た。
調べると表三郎先生は今79歳だそう!
私の20歳ほど年上である。
ということは駿台で学んだとき表三郎先生はまだ
37-8歳の若者だったということになる。そうやったんやー!
読書文化普及のため
◎毎日一冊の本の表紙をUP
#BookCoverChallenge

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