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『ブックカバーチャレンジ』58(bookcover challenge vol.58) 58冊目は目黒孝二さんの「本の雑誌風雲録」(@本の雑誌社) 初版単行本の発行は1985年。その後1998年に角川で文庫化されたみたい。 2008年に「新装改訂版」が本の雑誌社から出ている。 大学1年か2年の頃に高校の同級生だった多分、 石井研二か鈴木宏一に椎名誠の「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」 という本が面白いと聴いた。 紀伊国屋書店梅田店に行ってそれを見ると、 めちゃ分厚いし結構な値段だった。 初めて読む作家の本なので心配をしつつ思い切って購入したら、 ぐいぐいと読み進んでしまい、あっと言う間に読み終わった。 当時「昭和軽薄体」という文体がブームになった。 平凡社の編集者で後に作家になられた嵐山光三郎さんが その名付け親だと聴いている。 椎名誠はそれを代表する作家だった。 それまで、高校の現代国語や図書館などで読んでいた 夏目漱石や三島由紀夫、評論の小林秀雄とはまったく違った 文体があるんだと驚愕した! そして、その後私は椎名誠の大ファンになっていく。 話が飛ぶが、椎名さんが並行して活動していた「怪しい探検隊」という キャンプし焚火し飯をワシワシ食らうというもののルポルタージュも 大好きだった。 その椎名さんは1980年代初期に流通業界新聞の編集の仕事をしながら かかわっていたのが「本の雑誌」といういわゆるミニコミ誌(?)だった。 いまで言う副業?でしょうか? ミニコミ誌と言いながら主要な本屋さんにそれは置かれており、 私の大阪の学生時代は紀伊国屋書店梅田店に行けば「本の雑誌」と それにまつわる本が手に入った。 電子書籍などという言葉すらなかった時代。 本を購入するにはこうした書店かあるいは古本屋 (大阪には当時、天牛書店という大きな古本屋が心斎橋の三角公園の近くにあり、時々通った) しか選択肢がなかった。 「本の雑誌」は、創刊当初は書籍流通のいわゆる「取次」を通さないで配本をしていた。 資金力がないと取次と取引が認めてもらえずいろいろな不便を出版社が被ることになる。 そして書籍は返品制度が当たり前だったので仕入れを担当する書店は 何のリスクも負わずに書籍を販売することができた。 なぜそんな仕組みになったのだろう? たくさんの返品の山に埋もれて倒産していった出版社もいくつもあったのだろう。 私は椎名誠の本を最初に購入してから「本の雑誌」を毎号買うようになった。 1981年あたりに始まり2011年の東日本大震災あたりまで続いた。 鏡明さんという「SF小説」について書き続けておられる方がいるのだが、 仕事をし始めて、この方は実は電通の社員でクリエイティブにいらっしゃる方だ と言うことを後になって知り、初めてお会いした時はとても緊張した。 「本の雑誌」は若者たちの間、あるいは本好きの間で話題になり 発行部数を伸ばしていった。 その成長期に活躍したのがアルバイトボランティアの「配本部隊」 彼らは「本の雑誌」の発行日になると事務所に集まって来て トラックに「本の雑誌」を積み込んで主要書店に配本して回ったらしい。 当時の本の雑誌の事務所が四谷三丁目だったらしく、 私の勤務しているあたりも何度も登場する。 ちなみに、太田トクヤさんが営む「池林房」は新宿三丁目の四谷がわの端っこにあり 椎名誠さん初め「本の雑誌」のメンバーの行きつけの居酒屋だった。 その四谷三丁目の事務所に若者たちが集まり配本し終わったら 酒を飲むという時代が描かれている。 作者の目黒孝二は本好きが高じてこの雑誌の発行人となり、 その後の「本の雑誌」の成長を支えていくキーマンとなっていく。 しかも書評家としての目黒さんも本当にすごく、 月曜日から金曜日まで本の雑誌社に泊まり込み編集作業をしながら 夜中に本を読み、事務所で寝るという生活を何年もされていた。 なぜそれを知っているかと言うと「本の雑誌」に発行人日記みたいなものが 連載されていて、そこにそうしたことが赤裸々に書かれていたから。 目黒孝二は毎日1冊から3冊くらいの本を読んでいたことがそれを見るとわかる。 いつも大量のインプットが大切と言っているが目黒さんのそれは尋常ではない! そうして私の半生は「本の雑誌」とともにあった。 「本の雑誌」が年末に「極私的ベスト」と名付けて、 編集者たちで面白かった本のランキングをする特集がありとても好きだった。 私も30歳を超えたあたりから年末に「極私的ベスト」という名を借りて 年末の総括のメールマガジンを年に1回書いているのだが、 その原点となったのはまさに「本の雑誌」のあの特集からなのでした。 今も図書館に行くと「本の雑誌」は必ず置かれているので パラパラとめくるのがちょっとした楽しみ。 読書文化普及のため ◎毎日一冊の本の表紙をUP #BookCoverChallenge
by haruharuyama
| 2020-06-26 06:44
| 読書
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