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「前立腺がん日記」2020年 その6 ロボット式「前立腺および精嚢の全摘手術」術後のやや長い入院(前編) 手術翌日、2020年9月10日(木曜日)。術後1日目。 この日初めて、ベッドから起き上がることが出来る。 フットマッサージャーを外していただき看護士さん付き添いで20メートルほど歩く。 最初、急激に血が下がるのでふらつきはないですか?などと言われたのだが最初はなかった。 歩くのも特に問題ない。何歩か歩いていると三半規管が微妙にふらつき感を検知したが 軽い状態だった。大変だったのはその後だった。 ベッドに戻って座るととたんに気持ち悪くなり冷や汗が出る。 何か悪い物でも食べた時のようないやーな感じの汗。 そして気持ち悪くて喋るのもおっくう。手を膝にのせてその気持ち悪さが落ち着くのをひたすら待つ。 20分ほど待っただろうか?入院の時、たまたま会社の先輩が隣のベッドに入院されていて、 その先輩は元気なので(退院間近)私と話そうと思って来てくれたのだが、 私の様子を見ておとなしく戻って行かれた。申し訳ないです。 しばらくすると落ち着いてくる。 汗をかいたのでパジャマの下にタオルを入れて傷口を覆っている 「腹帯」の間に入った汗をぬぐう。 もちろんそれ以外の場所も。落ち着いて来たら朝食が来た。 手術の翌日の朝から食事が出来るのはありがたい。 イメージとしては超空腹。なのですが、この日はいつものように食べられない。 断食道場などで長期間断食したあとのように 徐々に「三分がゆ」くらいから慣らしていくのと同じ要領なんだろう。 ゆっくり落ち着いて食べる。外で食べると味気のない病院食だが、 自分の口で食べられて食材の素材の味が味わえる。なんて幸せなことでしょう! とかみしめながらいつもは5分で完食する私が30分近くかけて食べ終えた。 若い先生が、残してもいいですよ!とは言ってくれたが、もったいない。 病院にいると清潔で衛生的ということが原則なのでものすごい資源を消費する。 マスクや手袋は使い捨て、ウェットティッシュや、ペーパータオルもそう。 タオルもパジャマとともに予約したので毎日新しいタオルが4枚とパジャマが来る。 新しいタオルがどんどんと溜まってしまった。 必要な分だけえるような仕組みがあるといいなと思う。 人によってたくさん使うことがあるときもありますからね。 術後1日目の朝食以降は調子が良かった。 背中に痛み止め用のカテーテルが刺さっているので 継続的に薬物が注入されていたからなのか?とにかく管をたくさんつけた状態で 10階の入院病棟内を歩く。5週を目標にしましょう!と言われると それ以上やってしまうのがお調子者みたいで情けない。 図書館で借りて来た中国人作家が書いたSF小説「三体Ⅱ(上)」を読み始める。 といってもさすがに長時間読めないのでときどきうつらうつらしてベッドで寝ていることが多かった。 食事は8時と12時と18時くらいに出て来る。それだけが楽しみ。 カロリーが1日1600キロカロリーのものなので常にお腹が空いた感じがつきまとう。 今まで食べ過ぎていたということでもあるのだが。なので、すべてを残さず食べる。 フルーツとかジャムみたいな甘い物は最後に大切に食べる。 漫画「刑務所の中」で花輪和一が映画上映会の時に配給されるお菓子 「ブルボン・アルフォート」のエピソードを思い出す。 ビスケットとチョコレートがサンドされたあまーいお菓子。 甘い物が人の気持ちを和ませてくれることが良くわかった。 夜になると熱が出る。38.2度くらいなのだが看護士さんが持って来てくれる氷枕が気持ちいい。 熱があって半睡状態みたいな独特な感覚。 ただ、そうしていると意外と時間が経つのが早い。 術後2日目、2020年9月11日(金曜日) 特に変わらない生活。感心するのが入院中の食事まったく同じメニューだったことがなかったこと。 顔を洗って、いつもの薬 (私の場合は緑内障の目薬・45歳から、高血圧の薬二種・53歳くらいから、 花粉症の薬・40歳から、そして何故か「八味地黄丸」の漢方薬を毎日飲んでいる。) を服用し、スマホでメールやチャットをチェックし、必要とあらば返事をする。 日赤医療センターは病室にWi-Fiが飛んでいるのでとても仕事がしやすい。 この日は並行して10時~夕方まで日芸の大学生向けの講座を弊社が行っており その様子がZOOM経由で見られる。 「TFC-LAB」という社員の「学び」の場が出来たのだがその一環。 部屋のPCをZOOMにつないでブルーツースのイヤホンで聞きながら スマホでメールなどの処理を行う。 ビデオもオーディオもさすがに有休参加なのでミュートにさせていただきお話を楽しむ。 いつも思うのだが弊社の社員たちの個々の能力は高い。 それをこれからどう活かすのか伸ばすのか?ということなのだろう! などとMCの方の話を聴いていて思った。 若い社員の彼らは「ニュータイプ」なのか? 私たちも「ニューノーマル」な生活に慣れていかなければならないのだが…。 しかし、この後、別のセッションを見ているとだんだんと調子が悪くなって来て 熱が上がる。 この日、弾性ストッキングを脱いでいいですよ!と言ってお昼にストッキングを脱ぐと、 ひざの後ろのゴムが閉まっていた部分がとても痛くなる! うっ血していたのかどうかわからないが、その痛みが数日続き、 そしてその後ひざに移動してひざが痛くなり、そしてひざ周辺の筋肉が張るという現象になった。 人間はあるバランスの上で平衡を保って元気な状態を作っていることがわかる。 それが手術でバランスが崩れるといろんなところが変化していき それが別のところに影響していくのだろう。 この日、術後、初めて排便が出来た。 昨日の夜くらいからお腹が張っている感じがあって気持ちが悪かった。 4食分がもうお腹の中に溜まっている。 それ以前の浣腸で出なかったものも含めてだろう。 最初、まったく出そうになかったが便座に座り暫くすると出そうな予感。 俺を出してくれよ!とウンコが直腸を通過して肛門前の関所でつぶやいている。 時間が経ってちょっと固くなっちゃったYO!みたいな感じ。 そして傷口などの影響がないように、ってどれくらいで影響があるのかわからないが、 少しいきんでみる。 すると多分だが固い頭のウンコ君が「こんにちは!」と少し頭だけ出した感じがした。 人間の顔で言うと眉毛くらいまで出ている感じではないだろうか? その後、もっと出て来ていいんだよと私は肛門を自らの意思で開門して 「ウンコ君」が新たな世界へ向けて旅立てるようにしていった。 しばらく「ええ、恥ずかしいなあ?」みたいな感じでウンコ君が頭を出したりひっこめたりしていた。 そこでリスク覚悟でさらにいきんでみる。 すると、ウンコ君がにゅるっと頭が出て来てそのあとは一気通貫で「こんにちわー!」 みたいな感じそしてその後続けて「柔らかウンコたち」の集団が水流に押し出されるような感じで 「やっほー!しゃああああああ!」っと、一気に出て来るのだった。 その後の気持ちよさは今でも忘れません。 この日は金曜日なので石川先生と一緒に動いている若手の医師が 腹腔から出たドレーンパイプを、状態をチェックして抜いてくれた。 特に縫ったりしないのにあれだけの太さ(約1センチくらい)のチューブがお腹に入っており 抜くのがそんなに痛くないのに驚いた。 背中に入っている痛み止めのカテーテルも抜管された。 なので、あとつながっているのは尿道カテーテルのみ。 17時半から会社の「オンラインBEER FES」というのがあり 1000人近くが参加してオンラインで飲み会というイベントがあった。 最初の乾杯と冒頭の部分だけ参加し、だんだんと熱が出て来たので、 18時には抜けて来た食事を食べて「三体Ⅱ」を読みながら基本はベッド。 この日あたりから左の肩から肩甲骨にかけての部分が痛くなる。 五十肩のように左手が上がらない、寝違えたように首が動かせない。 ロボット支援手術をする際に、頭部を下にするのを肩の部分でブロックしている、 ということは80キロまではいかないがの重力を左右の肩で支えたことになる。 しかも左右均等かどうかはわからない。左肩に強い圧力がかかっており それが3時間以上も続いたのだろう。 後で医師に訊くとこの手術をして私のように首や肩が痛くなる人が多いということを知った。 その痛さ半端なく。寝返りで首や左手を動かそうとすると激痛が走り「脂汗」か「冷や汗」のようなものが出る。 熱もあるので朝起きるとパジャマと枕のカバーがぐっしょりと濡れている。 この状態がしばらく続くことをこの時の私は予想すらしていなかった。 術後1日目の午後の快適さよ戻ってきてええええ!みたいな感じだった。 「三体Ⅱ(上)」を読んいでる途中で眠りに就く。寝返り時の首の周囲の痛さが尋常じゃない。 寝返りの旅に「ううううっつ」と我慢して汗が出る。朝は5時には起きる。 窓際でちょうどその時間に朝日が上がるのがとても気持ちがいい。 夜は22時が消灯だがそれよりも早く寝ているので 5時起床でも寝すぎ。 術後3日目、2020年9月12日(土曜日) 病院も土日は基本お休みなのでスタッフも少なくなる。 検査の部署なども最低限の人数なのだろう、それは入院病棟も同じ。 静かな病棟の独特の雰囲気。広い4人部屋なのに満床ということはなかった。 多いときは3人、2人の時もあった。隣の4人部屋は誰もいない。 週末までに退院し、週が明けてから入院する方が多いので 土日は必然的にそうなるのかも知れない。 朝5時に起きてメールチェックなどをして必要なものは返事を書く。SNSも同様にチェックする。 顔を洗い常備薬を飲んで、PCを観たり本を読んだりする。 今は「三体Ⅱ(上)」が面白くなってきたので基本時間があれば本を読む。 7時になると1階の売店が空くので7時過ぎに1階に行って 売店で「日本経済新聞」と「水2リットル」を購入。支払いは「ペイペイ」。 妻がこの日は仕事が休みなので「靴下」と「朝日新聞」(未読の過去のもの)を 夕方に届けてくれることになった。それまで静かに読書。 「三体Ⅱ(上)」を読み終え、そのまま「三体Ⅱ(下)」へ。 活字が小さくてものすごい文章量。私の前立腺がん日記の文字量など「屁」みたいなもん。 毎度のことながら午後になると熱が出て来る。 寝起きが一番体温が低くて午後から夕方にかけて上がり熱が出る。 首が痛くて左肩が回らない。我慢しながら水枕をいただいて睡眠。 術後4日目、2020年9月13日(日曜日) 日曜日の朝。週末は雨が降って窓外がうすぼんやりとしており霧に包まれている。 窓には水滴が。静かな雨の日曜日。読書するのにちょうどいい! 肩のこの痛みさえなければいいのに!と思いながら過ごす。 後でわかったことなのだが我慢して過ごさないで医師にちゃんと痛み止めを処方して もらいながら過ごした方が生活の質が上がっていたことを知る。 根性で我慢すればより良く改善するという昭和な考え方が間違っていました。 痛みは速めに言って何とかしていただくのが現代医療の鉄則なのかも知れない。 病室に長くいると4人部屋に新たに入ってくる人、先に出て行かれる方の患者さんの様子が 看護士や医師とその患者さんの会話を通じて見えてくる。 そして患者さんの変化の様子を伺うのも興味深い。 また、一度タガログ語を話す多分フィリピンから働きに来ている方が 2泊3日で入院していたことがあった。奥さんは英語ペラペラなのだが 入院している旦那さんはそうでもなく、看護士さんが片言の英語で コミュニケーションを取ったり「ポケトーク」みたいな 日本語をタガログ語に変換して話すアプリを看護士さんが使用して それでコミュニケーションしているのが興味深かった。 医療や看護の世界で普通に使う「お通じ」(排便のこと)という言葉など 適切に変換するのだろうか?と心配しながら聞いていたのだが、 そこは何とかなっているのかな? また看護士さんも多様なキャラクターが居て興味深い 日赤医療センターには併設された看護学校があり そこの生徒さんが実地研修でこの病院でも働かれている。 なので10代の看護士さんからベテランの看護士さんまでおられる。 看護士によって対応の仕方が違い話し方にも差があるのが面白い。 また患者さんとの関係や相性みたいなものもある。 しかしながら医療は個々に向き合って、一人ずつ違う症状や体調で まさに一期一会に対して看護していくというのは大変にめんどくさいことであり、 ある種の手間や時間がどうしてもかかってしまい、 それにいちいち向き合っている医療従事者の方々の仕事は 本当に頭の下がるものだなと今回の入院で実感した。 コロナ禍で作業量や手間がさらに増え、病院経営は それによって決してこれまでのような利益を生まなくなっている。 その時に私たちは何が出来るのか?医療テックは可能なのか? 超高齢化社会が目の前に来ている今だからこそ 真剣に考えなければいけない時期になっているのでは? この日の夜勤の看護士さんは初めての男性だった。 細やかな気遣いの出来る看護士さんで話し方は力強くはっきりとしており、 こうした看護士の世界も多様化が進むといいなと思った。 医師の世界はだいぶ女医さんが増えて来ている印象があるが・・・。 その看護士さんに痛み止めの「ロキソニン」を出していただいた。 それを飲んで寝ると、やはりその日は肩の痛みが減って 寝返りを今よりも楽にうつことができて良く眠れた。感謝。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
by haruharuyama
| 2020-09-22 07:46
| 運動と健康
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