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2020年極私的ベスト(◎書籍) 今年はコロナ禍で「書籍」に親しまれた方も多かったのでは? 私は逆に通勤をしなくなって電車内読書がなくなり その時間が仕事に変化してしまいました! 新聞を読み、さらに読書をする往復2時間半の時間がメールやチャットでの やり取りやPC作業に置き換わってしまいました! 夜になっても朝刊を読んでいないことなど今までなかった経験。 とは言え、毎月の定例読書会などもコロナ禍で細々と継続しており 仕事なども含めて読書習慣は細々と継続しています。 図書館で借りると返却期限があるので必然的に 締め切りまでに読まなきゃというのは私にとってはいいことです。 その中で印象に残ったものを。 1、「弓と禅」 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想 オイゲン・ヘリゲル (@角川ソフィア文庫) ここ数年「禅」とはどういうものか?を考え続けています。 その中でいろんな本を読んだのですが、ついに私が少し納得いくものに出会うことが出来ました。 禅の思想とはこういうことなのか?ときちんと納得できた気が。 日々のことを繰り返すことによって見えてくるもの、それは我を忘れ今と向き合うこと。 それは肩ひじ張ることなく自然体であるのだ!ということ。 外国人が弓道の修行を通してロジカルにわかりやすく伝えてくれました。 日本に古来からある「道」と名の付くものは 何かしらこうした思想に通じているのではないでしょうか? 2、「ハイパーハードボイルドグルメリポート」上出遼平(@朝日新聞出版) テレビ東京でこの番組を担当しているプロデューサーでありディレクターである 上出さんが実際に取材で現場に行ってTVで放送できなかった細部にわたって記述した大作。 まずは、この番組にGOを出したテレビ東京の編成、そしてこの番組を創りたいと思った 上出さんに拍手。民法キー局だって覚悟を決めればこんな番組が出来るんだという 矜持を示してもらった。 結果、本作は現在ねとフリックスで配信もされています。 放送と配信と出版が重なって、普通の人では決して経験できない 世界の今を体験できるという貴重なものとなりました。 テレ東は、いろんな多様性を包摂している姿が いいコンテンツ制作につながっているのでは? 3、「ヒロシのソロキャンプ 自分で見つけるキャンプの流儀」ヒロシ(@学研) 今年はコロナ禍で屋外のレジャーがブームとなりました。 蜜を避けられ圧倒的な換気が行える。 そして一人でのソロキャンプがブームに。 その流れに乗ってヒロシのYouTubeチャンネルは視聴が大きく増えていき、 ヒロシ独自のキャンプグッズを開発・販売するまでに。 現在もBS放送で「ヒロシのソロキャンプ」の番組が放送されています。 制作会社は「テレコムスタッフ」! そんなヒロシがYouTubeチャンネルとかで流している動画が本になったもの。 最近は図書館で借りて読むことが多いのだが、本書はアマゾンで即購入、 本が到着して読み始めたら一気でした。 昨年、久しぶりに山登りを再開したのだが道具の進化に本当に驚きました。 本書は、ヒロシの自然と一体化しひっそりとした佇まいでシンプルで軽くて しかも便利なグッズ愛に満ち溢れているものでした。 アウトドアをする人の多くが厳しい自然相手なので グッズにこだわるのは世の常なのですね。 4、「D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略 Future of Brand」佐々木康裕(@ニューズピクス) D2Cとは何?というところから始まり、 それを知り仕組みを理解すると本当にワクワクとなった本でした。 現実に起きているD2Cブランドで直接使用してくれるお客様とどのように接していくのか? そして自らのブランドにどのようなストーリーを付けていくのか? ということが総合的に書かれています。 これって一人企業であり一人ブランドが出来るということ。 その時に本当に自分が思っていることをストーリーを通じて発信し お客様とつながれるのってこんな幸せなことはないんじゃないか? と思わせてくれます。 5、「NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く」パティ・マッコード 櫻井祐子:訳(@光文社) 人事は最大の企業戦略であると良く言われます。 その中でも世界中で優れたコンテンツを製作し続けるNETFLIXの人事は ここまですごいのか?と思わせてくれる。 超合理的な考え方を基に優秀な人材が高収入を得て自らの裁量で結果を出し続ける。 そうしてくれれば何も言わない。 しかし結果が出ないとあなたはここにいない方がいいと思うとストレートに伝えられる。 ここには会社にしがみつくみたいな考え方は毛頭ない。 いかに世界中で高品質のコンテンツを作り続けられるか? ということにその仕組みなども含めてコミットできる人だけがいられる会社なのでしょう! 超タフさが求められるこんな会社、 日本ドメスティックの人事担当者がこれを読んだらどう思うのだろうか? コンテンツで上を目指すということは「世界最高」を目指すこと、と言われている。 インターネット時代はそれが当たり前。 しかし、その当たり前をやることは至難の技。 NETFLIXはそれをこうした人事戦略を通して実現させているのでしょうか? 6、「君たちが知っておくべきこと 未来のエリートとの対話」佐藤優(@新潮社) 「君たちが忘れてはいけないこと 未来のエリートとの対話」佐藤優(@新潮社) 関西は阪神間にある誰もが知っている進学校「灘校」の生徒と佐藤優との対話の記録。 灘校生の好奇心が佐藤優に火をつける。 圧倒的な知識量を誇る佐藤優が彼らの質問に導かれるようにして さらに知的好奇心を刺激する発言をする。 古代ギリシアでソクラテスやプラトン、アリストテレスたちが 弟子たちと対話したのも同様の構図だったのではないか? 教育者は生徒に教えられ時には生徒が「師」となることは 教育現場にいる人は実感されているのではないでしょうか? 佐藤優は50代以降、教育にさらに力を入れるようになりました。 そして佐藤は今私が教えていることは世代を超えての「贈与の連鎖」をしたいからだ! という発言は私の中に痛烈な言葉として残っています。 では、私もちゃんと若い世代にその「贈与の連鎖」が出来ているのでしょうか? たった一人にでも届けばいい! そんな気持ちで向き合いたいと自省を込めて宣言します。 7、「シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成」安宅和人(@NEWS PICKS) これからはデータ分析の会社として生きて生きますと Yahoo!の新社長の川邊健太郎が語った言葉が印象に残っています。 その事業を先頭に立って引っ張っているのが安宅和人さん。 ニューズピクスの番組に登場しているのでご覧になった方も多いかもしれません。 いまの日本ではダメだ!再生するためにはどうしたらいいのか? という安宅さんの仮説が本書には詰まっています。 その中でも最大の戦略は人材育成である、という言葉にジーンとする。 そしてやはり「リベラルアーツ」をきちんと学ぶことの大切さが これから本当に重要になるだろう!と思いました。 知識量ではなく真の教養を獲得すること。 そこから本当のマクロの視点を獲得しやるべきことが見えてくるのかも。 また、以下はこれからの時代を生き抜くためのキーワードなのかもしれません。 (※VUCAとは「Volatility=変動」「Uncertainty=不確実」「Complexity=複雑」「Ambiguity=曖昧」の 4つの語の頭文字を取った造語で,あらゆる変化の幅も速さも方向もバラバラで, 世界の見通しが効かなくなったということを意味しています.) 8、「なめらかなお金がめぐる社会 あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。」 家入一真(@DISCOVER21) 引きこもりを経験し、その後企業を果たした家入一真さんの著書。 CAMPFIREやBASEというインターネットサービスがコロナ禍でものすごく伸びているらしい。 何かを売りたいという個人や、資金のない人を応援したいという 素朴な気持ちから立ち上がった事業がデジタルテクノロジーを駆使することで こうしていろんな社会の課題を解決する形になっている。 それを家入さんは「なめらかなお金」という言葉にしたのだろう! 「ギスギスしたお金」ではなく「なめらかなお金」を回すことによって 小さな商圏でも「血液」が循環するようにお金が回っていく。 資本主義のそもそもとはそういうことでなかったか?と家入さんは私たちに語り掛けてくれます。 経済とは資金を還流することによってみんなが幸せになっていくことである。 という信念がぶれない人。 こうした人がこれからもっともっと増えてくるに違いない。 若い世代と話しているといつもそんな気持ちになります。 そして、私たちの世代はその若者たちの気持ちをつぶしてはいないだろうか? と常に感じ考えることが大切なのかもしれません。 9、「おひとりさまの ゆたかな年収200万生活」おづまりこ(@角川書店) 漫画エッセイとでも言うのだろうか?地方から東京に出て来た「おづまりこ」さんが、 ささやかな収入で工夫しながら幸せをかみしめている姿が微笑ましい。 ちょっとしたことで「幸せ」を感じられる彼女は本当に「幸せ」だと思います。 お金だけでは幸せではないということを多くの人が感じているのではないか? その時に求められるのが生活の工夫。 ささやかな差異を楽しいと感じる姿。 そして自分の好きなマンガを描いて生計を立てていくことの素晴らしさ! ある勇気を持てばこの生活はできますよ!と言ってくれているようにも思えてくる。 過去に読んだ、漫画で、前川つばさの「大東京ビンボー生活マニュアル」などを思い出した。 現在の「清貧の思想」がここにあるのでは。 さらに、もっと昔なら鴨長明の「方丈記」でしょうか? 10、「i-Phone で作ろうビジネス動画の教科書」オリカワシュウイチ(@ペンコム) 兵庫県は明石にある出版社ペンコム。 代表の増田幸美は実は私の高校の同級生であり大学の先輩でもある。 (私は高校卒業後1年浪人をした) 彼女のフェイスブックにこんな本を出しますという予告が書かれてあった。 実際に本書を読ませてもらうとアイフォンだけに特化して 良くここまで細かに書かれているなと感心した! 実際iPhoneのカメラの機能はかなりいいしYouTubeなどで見る分には何の問題もない。 しかもアイムービーなどの編集ソフトなども無料でバンドルされているので iPhoneで動画を制作することはちょっと学べば出来てしまう。 今どきのZ世代やその下の世代はスマホを触っているだけで 使い方を把握し動画作品を作ってしまえる。 その環境でiPhoneを使ってビジネス動画を作る際に、 音声はどうするのがいいのか?三脚などはどうするのか? などの具体的なスキルのことが書かれており さらには、動画の構成などをどうするのか?などにまで言及されている。 最初に動画を創りたいという人には今はまずはこの本を読んで 実際に動画制作をやってみてください、と言って本書を薦めています。 PTAや町のコミュニティの広報誌・機関紙の出し方の本などを 出版しているペンコムだからこその発想!なのかも知れません。 紙を動画に置き換えてコロナ時代を乗り切るための志の高い指南書です! 以下 他に気になったもの。 テーマ別に ◎日本文化や伝統文化の中にある「禅」的なもの 「新訳 武士道」新渡戸稲造(@角川ソフィア文庫) 「余はいかにしてキリスト信徒となりしか」内村鑑三(鈴木範久:訳)(@岩波文庫) 「茶の本」岡倉覚三著 村岡博:訳(@岩波ワイド文庫) 「禅とジブリ」鈴木敏夫(@淡交社) ◎ビジネス関連本 「恐れながら社長マーケティングの本当の話をします。」小霜和也(@宣伝会議) 「日本人の勝算 人口減少×高齢化×資本主義」デービッド・アトキンソン(@東洋経済新報社) 「NEW ELITE グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち」ピョートル・フェリックス・グジバチ(@大和書房) 「ネットビジネス進化論」尾原和啓(@NHK出版) 「職場の科学 日本マイクロソフト働き方改革推進チーム×業務改善士が読み解く「成果が上がる働き方」」 沢渡あまね(@文芸春秋) ◎教育・人材教育書 「大学の問題 問題の大学」竹内洋×佐藤優(@時事通信出版局) 「世界のエリートが学んでいる 哲学・宗教の授業」佐藤優 聞き手:小峯隆生(@PHP) 「AIに負けない子どもを育てる」新井紀子(@東洋経済新報社) 「いま、ここで輝く。 超進学校を飛び出したカリスマ教師「イモニイ」と奇跡の教室」おおたとしまさ(@エッセンシャル出版) 「「超」独学法 AI時代の新しい働き方」野口悠紀雄(@角川新書) ◎エンタメ系 動画の世紀 The STORY MAKERS 明石ガクト ニューズピックス 日本の現代演劇 扇田昭彦 岩波新書 東京演劇現在形 八人の新進作家たちとの対話 岩城京子 Hublet Publishing SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術 ブレイク・スナイダー フィルムアート社 なぜ科学はストーリーを必要としているのか ハリウッドに学んだ伝える技術 ランディ・オルソン 慶応義塾大学出版会 講談入門 神田松之丞 河出書房新社 ◎科学・物理系 「神の素粒子」ポール・ハルパーン(@日経BPマーケティング) 「人類、宇宙に住む 実現への3つのステップ」ミチオ・カク 訳:斉藤隆央(@NHK出版) ◎小説・エッセイ 「三体Ⅱ 黒暗森林(上)」劉慈欣(リウ・ツーシン)(@早川書房) 「三体Ⅱ 黒暗森林(下)」劉慈欣(リウ・ツーシン)(@早川書房) 「本日は、お日柄もよく」原田マハ(@徳間文庫) 「しらふで生きる」町田康(@幻冬舎) 「22世紀を見る君たちへ」平田オリザ(@講談社現代新書) 「人工知能のための哲学塾 未来社会篇」三宅陽一郎・大山匠(@BNN新社) 「一人称単数」村上春樹(@文芸春秋) 「コロナ移住のすすめ 」藻谷ゆかり(@毎日新聞出版)
by haruharuyama
| 2020-12-25 11:00
| 読書
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