「前立腺がん日記」2021年 その9 (術後6か月検査)
2020年9月9日「前立腺全摘出手術」を経て9月17日退院。
9月28日の術後検査を経ての6か月検査。
がんの治療をする人はこの検査が5年間続くらしい。
5年後に再発がなければ完治となる。
自分が出来る事は、毎日を丁寧に生きていくしかないにゃ。ということ。
朝の8時過ぎに久しぶりに「広尾」駅で下車。人が多い。
セーラー服を着て、その上に白か紺のカーデガン、
革靴のローファーに白いソックス、そしてバッグはシンプルなリュックサック。
唯一、そのリュックに「編みぐるみ」などの小物をつけている。
そこだけ自分の好きなキャラクターを付けているみたい。
そんな中学生たちがたくさん同じ方向に向かって歩いていた。
日赤医療センターの向かいにある「東京女学館」の学生さんだったことがわかった。
受付を経て、最初に採血を行う、日赤医療センターの採決などの
システムはとても合理的で迅速。
このシステムの仕組みなどを他の病院なども含めて医療関係者で
協力していけば医療業界のICT化、医療のDXが進んでいくのでは
ないだろうか?
そして空いた時間で医療従事者が自らの身体を休めたり、
患者に向き合うことにより時間をかけるようになればいいのにと思いながら、
泌尿器科の外来の待合所で文庫本を読みながら待つ。
検査結果はPSAの数値が限りなくゼロに近く、腎臓や肝臓の数値なども
特に変わらないということで、このまま経過観察しましょう!ということとなった。
石川先生からは「安心して暮らしてください」とのこと。
ただ「コロナ」には気を付けてとのことで、自粛生活は続く。
次回は6か月後の検査。
そして、手術の後遺症の「尿漏れ」はいかがですか?と訊かれたので、
早足で歩くなどのきつめの運動をしない時はほぼ1日50CCくらいです、とお伝えした。
(6か月前のブログを読むと1日100CCから半減している)
尿漏れパッドはじゃあ1日1回交換で済んでいるんですね!と聞かれ
尿漏れがないときは1日0・5回、いわゆる2日に1回です、と言ったら、
逆に先生が驚いていた!
衛生の観点からみても毎日交換なのだな!と納得。
これから気を付けます。
たまにお休みの時に、近所をウォーキングするのだが
その時には100CCから200CC漏れることがあることも!
腹圧のかかるやや激しめな運動をどう再開していくのかが、これからの課題です。
連休にはジョギングもやってみよう。
そして距離を伸ばして行ければ、山登りなども行けるようになるのだろうか?
また、定期検査のある時に、
この「前立腺がん日記」でレポートしてまいります。
(写真は使用前の尿漏れパッド男性用250CC:大きさが分かるように石鹸箱を)