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「Show me Shoot me」やみ・あがりシアター第18回公演 MITAKA NEXT SELECTION 23rd参加作品(@三鷹市芸術文化センター 星のホール) 作・演出:笠浦静花。またまた新たな才能を発見!これはすごい、そして新しい。 MITAKA NEXT SELECTIONも23回目を迎える。 私も20年ほどこのNEXT SELECTIONを見続けているが、 良くこんな才能を見つけてくるな!と、この劇場のプロデューサーでもある 森元隆樹さんの「見巧者」ぶりに感心する。 この「見巧者」という言葉、大学の時に覚えて こんな人に私もいつかなってみたいものだと思っていた。 森元さんはそういう意味ではまさに「見巧者」 (この意味は、芝居などで、なれていて見方が上手なこと。そういう人。)。 先日、NHKの番組で「最後の講義」というのをやっており それを講義するのが俳優の柄本明さんだった。 柄本さんはその講義の中で最後にホワイトボードに 「見巧者」という言葉をお書きになった。 あの江本さんが最後の講義で伝えたかったのはこの言葉なのか? 良く見ることは良く演じることにつながるし、 立場が変わると良く見ることは、何かを制作することにつながっていくのかも知れない。 証拠に多くの演劇公演には、ものすごい演劇人が見に来ているし、 もちろん俳優さんたちも見に来られている。 そして、たくさん舞台を見ているとその中の何本かが ものすごい記憶に残るものだったりすることがあり、 それを経験すると見続けることがやめられなくなる。 あの体験をもう一度!という奴です! 本作も演劇体験としてまさにそんな印象だった。 とにかく新たな事象がここには詰め込まれている。 ボカロPや陰キャという言葉が登場したり、 そして、本公演ではまさにDTMで作られたボカロ音楽を俳優たちが歌う楽曲が ふんだんに使われている。 演劇の可能性をとことんまで追求している。 特に演出の動線の部分の計算が緻密。 なのでものすごい情報量が劇場内に充満する。それを全身で浴びる私たち。 見ていて気持ちがいい。何が起きているんだろう?というシーンがまたいい! わかりにくいけど感じられるという表現は確かにある。 それは論理的な言葉のチカラではない。 さらに大きな概念のものですよ!ということを暗に私たちに感覚的に伝えてくれる。 「Don’t Think Feel」というブルース・リーのまさにあの言葉が伝わってくる。 と、同時に作者の笠浦静花さんのお笑いに対する愛を感じた。 舞台はある大企業の社宅。 そこに住む花形さん夫婦(川上献心・加藤睦望)。 二人の夫婦漫才から舞台は始まる。東京の言葉で普通にやる漫才。 「ナイツ」的ともいえるオーソドックスなもの。 そこに大阪支社から転勤でやって来たあきらかに大阪人な姫川さん夫婦がやってくる(小切裕太・さんなぎ)。 むっちゃベタな大阪弁で会話する二人。 私も実家が大阪なので、良く言われるのだが 大阪人同士が喋っているとそれだけで漫才みたいですね!と。 証拠に大阪ローカルの番組は素人さんがそのまま出る番組が多い。 大阪のおばちゃんとかがそのままおもろいからなんやけど。 まさにそこら中に吉本の芸人さんがいるような感じ。 私が子供の頃はアホなことばっかり言うてると、「そんなことばっかり言うてたら、吉本に入れるで!」 というのが大人の常套句やった。 ちなみに大阪では関西人という言葉はあまり使われていなかった (1985年までしか大阪にいてなかったから、今はわからへんけど)。 大阪人、京都人、神戸人というように使い分けていた。 その微妙な差が当時は大きな差やで!ということやったのかも。 本作では、大阪人夫婦の会話のあまりの面白さに東京弁で漫才をしていた夫婦は絶句する。 なぜ、わたしたちは面白くないのか? そこから夫婦の亀裂が生まれてくるのである。 この奇妙な設定を妙に説得力のある芝居にしてしまえるチカラがすごい。 そして、この夫婦たちが住む社宅の管理人をしている流川さん(佐々木タケシ)と ボカロPの妹(石村奈緒)、管理人の彼女でこの社宅の会社につとめる いじわるな女子社員の日向(久保 瑠衣香)、 その他の会社の先輩や同僚(小寺悠介)(阿部遊撃手)(佐藤恭代)や 社宅のおばさん(佐藤友美)などが絡んでいく。 総勢11名の俳優たちが縦横無尽に動き回り、舞台転換なども俳優たちが行う。 なので暗転というものがなく流れるように舞台が進んでいく。 同時多発的にいろんな場所でいろんな会話などが繰り広げられ 観客はそのピースをジグソーパズルのように埋めていく。 言い方を変えるとある時間軸の中でいろんなシーンがあり それを上手に編集されているような。 複数のカットバック編集が同時進行で行われているような感覚がある。 舞台が一筋の川の流れのようになっていて 私たちはその川の急流下りのボートに乗っているような感覚と言えばいいのだろうか? そして、エンディングであの東京の夫婦漫才夫婦にある種の変化が起きるのだが、 このシーンが秀逸。 ここに集約させていくために様々な遊びを入れつつも本線を守りながら いろんなことを回収していったのか! 本作の劇作と構成と演出に拍手! そして会場アナウンスなども含めての随所にわたるこだわりが素晴らしい結果を生んでいる。 まさに今、若い人を中心に多くの人に見てもらいたい! コントや漫才の好きな方も絶対楽しめます。 今年のM-1やキングオブコントを楽しみにしている方も是非。 作・演出の笠浦静花は1991年生まれ。 30歳代前後の面白い劇作家が最近増えている。 と、同時にお笑いの世界もAマッソの加納愛子やヒコロヒー、 3時のヒロインの福田麻貴などの30代の女性芸人たちのクリエイティブが素晴らしい。 こうした流れが新たなカルチャーを生むのか? 笠浦静花、注目したいです! 上演時間2時間。9月11日まで!
by haruharuyama
| 2022-09-04 09:33
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