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「温暖化の秋」KAAT×城山羊の会(@神奈川芸術劇場<大スタジオ>) 作・演出:山内ケンジ(青年団の山内健司さんとは別人の、ましてや、かまいたちさんではなく)。 ついに城山羊の会がKAATに進出。そしてチケットがむちゃむちゃ売れているらしい! 2日目観劇。平日の夜の公演。満席。 豪華なキャスト。 趣里、橋本淳、シソンヌのじろうさん! そして城山羊の会の常連で最近はTVで見ない日はないくらいの 勢いの岩谷健司、岡部たかし(岡部さんの「エルピス」のTVディレクターかなり良かった)。 そう言えば、岩谷さんと岡部さんTXの「共演NG」でもテレビ局のPとDを演じていた。 そしてオーディションで選ばれたのだろうか? 個性的でチャーミングな俳優、東野絢香、笠島智。 東野さんはTVドラマで時々拝見していたのを思い出した。 ある、少し小高い場所にある広場?が舞台。 上手にはPCR検査をする施設があるみたい。 下手には別の場所に行く道が続いている。 やや郊外の設定なんだろうか? ベケットのゴドーを待ちながらに出て来るような場所のイメージ? そこに二人連れのカップル(趣里・橋本淳)がやってくる。 天井からリンゴが一つ吊るされている。 劇場に入るとまずそれを見てしまう。 観客席はコの字型で舞台を取り囲む方式。 出来るだけ俳優の近くで息遣いなども含めて感じてくださいという気配りか? 城山羊の会の舞台は小声で話すことが多いので それで、なのかはわからない。 とにかく、この広場に趣里と橋本淳はPCR検査を終えてやってくる。 趣里はマスクを忘れて来たらしく、着けていない。 橋本淳はマスク着用。 現代の話。2022年の温暖化の秋なのだろうか? 世界の気温の上昇が産業革命以降で1・5度以下に抑えようという 計画は早くも崩れ去った。2030年頃には2度以上の気温の上昇となるらしく、 今まで以上に気候変動が激しくなるのではないか? コロナに気候変動、そして戦争。 そんな世の中ではあるが舞台ではささやかな物語が並行して続いていく。 その大きな世の中の流れと ここに登場するちっぽけだけど愛おしい人たちの日常が描かれる。 その対比的に描かれることが観客からするとある種の劇化効果?異化効果? というのだろうか?を感じさせるのである。 趣里は32歳とは思えないあどけない感じ。 髪型がショートカットで古川琴音にも似た感じ。 身体がきゃしゃなのでよりあどけなさを感じる。 「華奢」(きゃしゃ)という言葉は趣里さんみたいな人のことを言うのだろう! 趣里は橋本淳と結婚しますとのあいさつに行くべく、 この町に住む橋本のおじさんの家を訪ねに来たという設定。 おじさん(岡部たかし)は妻を亡くし猫と二人暮らし。 そして、おじさんは余命1年と言われている病を患っている。 今回の城山羊の会は「人生の断片」を描き出したような作品でもある。 ウッディアレンの「インテリア」やベルイマンの作品、 そして「八月の鯨」などなど。あるいは 小津映画のような大船調のエッセンスも感じられる。 人生の後半に差し掛かる気持ちが共感でき心に沁みた。 私も「死」が身近になり知り合いが亡くなることが だんだんと日常になって来ている。 岡部たかしはどんな気持ちで日々を過ごしているのか? しかし、そんなセンチメンタルなことを感じながらも人は生きている。 生きているといろんな偶然などが重なり奇妙なことが起きる。 それがおかしなことにつながり笑いなどが自然と生まれる。 それが、ある種の生きるための効用につながっていく。 演劇とかはまさにその効用そのもの。 同じおじさんのところを見舞いに訪ねてくる岡部たかしと 同級生か幼馴染?の岩谷健司と笠島智の夫婦。 そして、最後にやってくるのがシソンヌのじろうさんと東野絢香の二人。 東野絢香は橋本淳と幼馴染で5年2か月ぶりの再開を果たす。 マスクをたまたま橋本淳が取っていたので遠目でもわかったという むちゃむちゃリアルな描写が今を感じる。 舞台の最大の魅力は同じ空気を共有しているところ。 そこで発せられる言葉がリアリティを持つかどうかが問われてくる。 本作を見て「好き」と言わなくてもそれがわかるということ。 あるいはお互いにつきあっていても実はそうでもないんですよ! ということなどが空気を通して伝わってくる。 本気で好きになることはどういうことなのか?が問いかけられる。 そして最後にはその感情が博愛的なものに昇華する。 シュールで奇妙な劇世界を作り続けている山内ケンジの新作は、 それを超えて新たな普遍性を持ったものになったのは 偶然なのか創造なのか?それとも「偶然と創造」なのでしょうか? カーテンコールが温かい拍手に包まれる。 上演時間1時間40分少々。11月27日まで。 ![]() ![]() ![]() ![]()
by haruharuyama
| 2022-11-15 09:32
| 舞台
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