「きみ、僕の世界のなんなのさ」ザ・プレイボーイズ(@シアター711)
作・演出:善雄善雄
出演:板倉武志 おなか☆すいたろう 多田香織(KAKUTA)濵尾咲綺 三津谷亮 村田和明
田坂広志さんという文理融合を昔から実践されていたすごい博学の学者であり経営者でもある方が新刊を出版された。
そのタイトルは「死は存在しない ― 最先端量子科学が示す新たな仮説」(@光文社新書)
というもの。本公演を見る前に下北沢に出来たTSUTAYA書店で本書が目に入り、
とても興味を持った。
本公演ではそこに書かれているような最先端の物理学の理論が描かれている。
と言っても、決して難しい話ではない!
ただ私たちのこれまでの常識からするとありえないような論理展開が行われるので
驚く。しかしながら作家はその驚きを物語に変換しある種のファンタジックな
世界に発展させることが出来る。
タイムマシンやタイムリープなどは、まさにそうで「バック・ツー・ザ・フューチャー」や
「時をかける少女」「TENET」や「インターステラー」そして「ドラえもん」に至るまで
感動コンテンツがたくさんある。
というくらい創作者の感覚を刺激してしまうような論理なんだろう!
今度ちゃんと関連本などを読んでちゃんと私の言葉で語ってみたいと思います。
本作はある種の高次元物理学理論をファンタジックに描いたドキドキ「青春物語」
と言える作品なのではないか?
「青いな」と言う方がいるかも知れない。
でも「青く」ていいんじゃないの?と思う人も多いはず!
「アオハル」というキャッチフレーズで描かれた日清のカップヌードルのキャンペーンCMを
思い出す!サザエさんやワンピースのキャラクターが青春アニメの主人公のようなかっこいい
キャラとなって「青臭い」言い換えると「キュンキュン」するようなセリフを語る。
ナレーションはエヴァの綾波レイの林原めぐみ!
本作もまさにそのCMのような世界が描かれる。
そんなのを描かれたら多くの人も「キュンキュン」しないではいられないのでは
ないだろうか?そして今の若者らしく、毒がありブラックでグロテスクなシーンもある。
この「黒い」部分を普通に出すというところが今の時代らしい。
終演後、隣の青年が「これホント見てよかったよありがとな」と
まさにこの舞台上の登場人物が語っているような感じで隣の友人に
語っていたのを聞いた。
昔、やくざ映画を見た観客は劇場を出るときには「いかり肩」となって
肩で風切って歩いていた。といううのは良く言われたこと。
自らがその世界(任侠の世界?)に同一化していったのだろう!
そして演劇は生身の俳優たちが同じ空気上で語るので
その影響力はさらに大きなものになる。
かくいう私もこうした舞台を見ると40年以上前の世界を思い出し、
ある種の解放感とともに心が浄化されていった。
本作の物語を語りだすとかなりネタバレになるので控えるが。
チラシの裏面にも書かれているように
40歳を迎えようとしている漫画家のところに一人の
女性(多田香織:KAKUTA)が現れる。
その女性はコケティッシュな感じで若いころの「はな」ちゃんに似ている。
でも彼女の姿はその漫画家しか見えないのだ。
それがこの舞台のタイトル「きみ、僕の世界のなんなのさ」なんだろう!
そこに絡む美少女(濵尾咲綺)やイケメン君(三津谷亮)。
三津谷さんかなり面白い。
電気に打たれて骨がボキボキッとなるシーンは最高です!
このシーンを見るためだけにこの舞台行く価値がある。
さらに、三津谷さんの面白さをアフターイベントで確信した!
その他個性的な面々が舞台を引っ張っていく。
芸能界のあるあるネタなども満載の若者たちをまっすぐに描いた群像劇。
その奥底には創作し続けたいというクリエイターの魂みたいなものを感じる。
作・演出の善雄善雄からの無意識のメッセージなのか?
これを見ていると映画「バクマン」を見たくなった。
あの映画の感覚にも似た読後感。まっすぐな青春群像劇!
上演時間95分。12月4日まで!




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