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「ツダマンの世界」COCOON PRODUCTION 2022(@シアターコクーン) 作・演出:松尾スズキ。今年のカンゲキ100本目はプレミアチケットの「ツダマンの世界」! このチケットは確保が難しいのだが、運よく譲っていただいたもの。 そして私の今年のカンゲキ100回記念だからでもないのだが、 コクーンシートではない一般席!11000円。 今年カンゲキした演劇の中で最も高額な公演。 以前は、パルコ劇場にも行ってたのだがパルコが改装してチケット代が値上げしてから 実は1回も行っていない(涙)。 コクーンにはコクーンシート(半額)があるのでシアターゴーアーにとっては有難い。 来年からコクーンが改装工事に入るが改装後のチケット代はどうなるのだろうか? これは大人計画の 本作は俳優としても大好きな松尾さんは作・演出に徹している。 ただ場内アナウンスで少しだけ松尾さんの声を聴くことが出来た。 笑えた。先日、再放送していたNHKの「TAROの塔」をまとめて見たのだが、 岡本太郎を演じていた松尾スズキが素晴らしかった。 まさに「芸術は爆発だ!」 松尾さんは1962年生まれ。私と同い年である。 KERAさんや平田オリザさんなど同世代の劇作家の人がこれまでの小劇場界をリードしてきた。 そしてみなさん演劇界の重鎮になっていかれ、いつの間にかみんな還暦。 人が還暦を過ぎるころになるとそのスタイルも変化していくのか? 同時に、先日拝見したKERAのKERA・MAP「しびれ雲」とのある種の共通したものを感じたりした。 本作は明治時代から第二次大戦後の敗戦を迎えるまでが描かれている。 「ツダマン」(津田万次郎)(阿部サダヲ)と呼ばれる業の深い作家の生涯を描く。 月田川賞(芥川賞みたいな?)の候補に何度かなるのだが なかなかその賞が取れず年老いていくツダマン。 彼は書生と言われた弟子を取る。間宮祥太朗演じる弟子は豪商の息子でいわゆるぼんぼんのお坊ちゃま。 自意識が高く生意気なのが魅力的。 弟子の長谷川とツダマンの芸術の世界での葛藤を横軸に、 そして時代に翻弄される彼らとその周辺の人々を縦軸に描いている。 もうここまで書いたら超大作が確定ですよね。 吉田羊が何役も演じる。阿部サダヲの義理の母親役。 物差しでバシバシと阿部サダヲをしばきながらのスパルタ教育で反省文をツダマンに書かる。 それがもとで文章がうまくなっていくツダマン。 当時の作家とは今とは違いある種、特別な人たちだったのではないか? そして人格が破綻していても作品が良ければよしという世界でもあった。 創作の狂気みたいなものがありそこからものすごい作品が生まれてくる。 ここに登場する人たちの様々な数奇な運命がその芸術の世界と交錯していく。 ツダマンが中年に差し掛かったころ、 皆川猿時の薦めで戦争未亡人の吉田羊(義理の母親役とは別の役)を妻に迎える。 皆川猿時は中国に赴任し上海で慰安所に入りびたりアヘンと酒と女遊びで放蕩の限りを尽くす。 皆川さんにぴったりの役。 関東大震災を経て日中戦争へ!そしてツダマンも戦争に従軍する。 松尾スズキが戦争を描くとこうなるのだ!というのを実感した。 妙に笑えるのが松尾さんらしさなのか? 反戦のメッセージがこうしたスタイルで伝わってくることのすごさ。 残酷なシーンやエログロが松尾さんの手にかかると どこかおかしいような悲しいような感じになっていくのが不思議。 ツダマンが戦争から戻って来た時の様子が、立川談志師匠のようだったのも ある種意図してのものなのだろうか? 大人計画らしいこれってアドリブちゃうか?みたいなシーンもたくさんあり、 それらを許容する懐の深さと遊び心がいい! これこそ芸術だああ! と大上段に構えず忍び足で私たちをその世界にいざなっていく。 松尾さんがコロナ禍で大変な時にコクーンの芸術監督として、 演劇は不要不急ではありません。というコメントを発しておられたのを思い出す。 https://www.bunkamura.co.jp/sp/matsuo/ と同時に、還暦を迎えた劇作家が戦前の時代を描くことの意味を考えてみたいとも思った。 来年にはまさに還暦を迎えた平田オリザさんの「日本文学盛衰史」も再演される。 「ツダマンの世界」「しびれ雲」そして「日本文学盛衰史」これらにある 共通のものを感じてしまう私は考えすぎでしょうか?それとも時代なのか? 江口のりこがクールな関西弁で語る狂言回しが特徴的。 文楽や歌舞伎の要素もふんだんに取り入れてありとにかく絢爛豪華。 超豪華な大人計画の舞台だった。 笠松はるの「唄」がいい! そして見上愛がチャーミング。 上演時間(休憩20分)入れて約3時間25分。12月18日まで。 その後、京都公演がありますえ。 ![]() ![]()
by haruharuyama
| 2022-12-17 09:24
| 舞台
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