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「私の中の少し幸せではない部分」ロンドン会議 第1回公演(@聖天通劇場) 作・演出:淀川フーヨーハイ・高瀬和彦 もう20年以上前から拝見させていただいている淀川フーヨーハイさん(中治さん)と高瀬和彦さん! 劇作家として俳優あるいは芸人?として出演もされながら広告のクリエイターでもあるお二人。 たまたま同じ会社でフーヨーハイさんは「満員御礼劇場」という劇団をされており、 高瀬さんは「ババロワーズ」という劇団で劇作・演出・出演などをされていた。 その淀川フーヨーハイさんが個人で新たな演劇ユニット「ロンドン会議」を立ち上げられたらしい! そして主演に高瀬和彦さんを起用してオムニバス4話の計2時間の公演を打つという! 最初に公演のことを知ったのがフェイスブック経由で「餃子大王」のバンドメンバーで 高校の同級生でもある平井さん。そして、その直後に、中治信博さんのフィードで拝見した。 公演する劇場が何と、俳優の永井秀樹さんが決死の覚悟だろう想いで始められた「聖天通劇場」ではないですか! この劇場は今年の3月に開館した。永井さんの実家の土地に新築で劇場を建築されたらしい! キャパは30人くらいだろうか、天井が高い。 広さはサンモールスタジオとかアトリエ春風舎(東京の劇場ですいません)くらいだが 天井高がかなりある、駒場アゴラ劇場よりも高いのでは。 そしてロケーションがJRの環状線の福島駅からまさに「商店通り」を歩いて数分の位置にある。 観劇後みんなで飲む場所に苦労しない立地! 何十年ぶりかに行った「福島」はおしゃれな居酒屋と古くからある店が共存していて独特の雰囲気がある。 この劇場の創業の理念が素晴らしい!詳しくは、 https://shoutendori-theater.com/theater 金曜日の14時に観劇させていただいた。 劇場主の永井さんに久しぶりにお会いして近況を少しお話出来た。 自由席。 雰囲気はやはりこまばアゴラ劇場にも似た雰囲気。 新築なのでとても気持ちがいい。そしてトイレが美しい! 本作は4本のオムニバスで構成されている。 第1話:父、帰ったの?(作・演出:淀川フーヨーハイ) 高瀬和彦が経営するデザイン会社に家を飛び出した父親が訪ねて来るという設定。 父親を受け容れそうで受け容れないという独特の様子がフーヨーハイさんらしい作風。 あの煮え切らない感じはフーヨーハイさんの持ち味であり、それを高瀬さんが抑えた演技で応える。 その抑えた芝居。もっと抑えてもええのにと思う私は関西人やなくなってるんやろうか? あの大きさの劇場ならほぼすべてのニュアンスが伝わるような気がする。 本作の会話劇が今週、京都で見たホン・サンス監督の映画「小説家の映画」の俳優の芝居を思い出す。 第2話:君の声が聞こえる(作・演出:淀川フーヨーハイ) (少し、ネタバレがありますが読んでから見ても劇世界を損なうものではありません) 本作は劇構造が面白い!バツイチの高瀬さんと同棲している、同じくバツイチの池下敦子。 夫婦というか同性カップルの何気ない会話からある種、柔らかな感情が引き出されていく。 そのためにもう一人の自分が登場する。池下のもうひとりの自分が緑ファンタ。タテマエで語る池下。 そして、同時発話的に緑ファンタが池下の本音を語る。 高瀬さんはその二人の「タテマエと本音」が同時に聞こえてくるというややこしい構造。 2話の素敵なところが、池下と緑ファンタの発言が後半シンクロしていくところ。 ガチで相手に向き合って本音の話をすること。ただそれだけ。 それを見るだけで私たちは心を動かされる。 しかしフーヨーハイさんはそれだけでは終わらない。ある種シュールなまでの劇世界を提示する。 本当の友達や夫婦はまさにこうした本音で語り合わなければその関係はとても脆いのではないか? そんなことを思わせてくれる秀作だった。 第3話:演劇なんて大嫌い(作・演出:高瀬和彦) こうして見ると淀川フーヨーハイさんと高瀬さんの作風がまったく違うことが良くわかる。 同じ俳優が出ていてもこんなにアウトプットが変わるんやということを実感する。 本作では「演劇に対する才能」のことが語られる。創作者の才能や創作のモチベーションを 扱っているという主題も今週、観た映画「小説家の映画」につながっていくのが面白い。 学生時代から演劇をやり続けていた高瀬さん、アングラ演劇などへの想いも含めての 作家論俳優論がこの奇妙な設定の舞台で繰り広げられる。 「ハラスメント」の問題が扱われていることについても今の時代を切り取っている舞台。 高瀬さんの演劇の温度が35度やとしたら淀川フーヨーハイの演劇は15度から18度くらいやろうか? 第4話:山田さんの話。(作・演出:淀川フーヨーハイ) ハローワークの屋上が舞台。洪水で浸水し街が水浸しになっているという設定。 この日の、午前中、私もまさにハローワーク千里に行って「職業相談」を受けて来た。 失業給付金を頂くために月に2回はハローワークに行っているので、詳細に実感がある。 高瀬さんはハローワークの職員で、相談に来たゴン駄々吉さんと屋上での会話。 そこに高瀬さんの元妻だった池下敦子がやってくる。今度、年上の方と結婚することになった、と。 立場や状況が変わると人もそれに応じて生きて行かなければならない。 高瀬さんも有期雇用の契約職員なので今年で仕事がなくなるかも知れないという状況。 そのしみじみとした、困ったような、困ってないかのような高瀬さんの俳優としての、 いや高瀬和彦、個人としての魅力を引き出そうとされた作品なのではないか? 「小説家の映画」の中で出演してくれる人が決まらないと、そしてその方のことを自分が好きじゃないと シナリオが書けないの!というシーンがある。 まさに本作は、それをそのままこの作品に置きかえたようだった。 日曜日の夜17時の追加公演はチケットがありそうです。 詳細は https://londonmeeting.hp.peraichi.com/ (画像はHPより引用させていただきました) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
by haruharuyama
| 2023-07-07 17:50
| 舞台
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Comments(2)
高瀬がさっそく教えてくれました。ご来場、そして素晴らしい劇評ありがとうございます。
15度から18度。ちょっと寒いですね。笑 23度ぐらいを目標にします。
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淀川さま ありがとうございます!温暖化なので15度から18度がええんとちゃうかなああ!!!逆に氷点下のもいいですよね。肯定ペンギンが住みやすいんでは?
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