「宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓」チェルフィッチュ(@静思堂シアター)
豊岡演劇祭第3本目は宿泊した翌日の午前11時からの公演。むっちゃ、楽しみにしていてチケットのQRコードを出したら受付でエラー!(涙)まさかの昨日の夜公演のチケットを予約していたのでした!昨晩はそんなことを知る由もなく、のほほんと江原河畔劇場で青年団の「S高原から」を見ていたのだった。急いで、当日券の受付に行くのだが、悲しい顔をした係の方が、当日券は売り切れていて、当日キャンセル待ちの15番目になります!とのこと。そして中に入れない可能性の方が高いことを伝えてくれる。一緒にチケットを取った妻の分はこの日の公演だったので、先に入ってもらい!ダメ元で待ってみることにした!私は航空券の手配などでも何度かこんなことをしていて、特にキャンセル変更が効かないLLCの航空券の手配で2-3度間違って購入したこともあった。注意散漫は小学校の時から変わっていないが、自業自得で情けない(涙)。その後、いろいろありましたが上演30分ほどした時に中に入ることが出来た。多国籍の宇宙船の乗組員がワームホールを通過して宇宙の果てに行くというミッション!窓が観客席に向かって空いている。日本語を母国語としない俳優志望の方々のワークショップを行ってキャスティングが行われたらしい!たどたどしい日本語がいい!そして、その話ことばが作演出の岡田利規さんらしい今どきの若者言葉なので、むちゃむちゃ、面白い!その話ことばのカジュアルさと彼らが直面しているミッションの大きさと重さとのギャップがさらに可笑しさを加速する。本公演は海外と東京で既に公演が行われており、面白い評判があったのだろう!後半の1時間少々を見ることが出来て良かったです!冒頭どんなだったかは終演後、妻に教えてもらった。見ている時はわからなかったのだが青い服を着た白人男性はアンドロイドロボットの役で宇宙船のメンテナンスや清掃を担当しているらしい!そのアンドロイドが空調のフィルターを変えるときにたくさんほこりがたまっているのを一気に掃除すると気持ちがいいので掃除するインターバルを長くしてくれないか?と乗組員に交渉するシーンがあったらしい!その話だけ聞くだけでも大笑いした。たどたどしい言葉で論理的な言葉を語ることのギャップなども面白かった。点の話をするのだが、大きな点という話になり、大きな点はもはや点ではなく面なのでは?というような会話がありこれも笑った。そんな感じで乗組員たちは旅を続けワームホールを通過してワープを行うという場面がやってくる。本作は言葉がどのような意味を持つのか?母語ではない言葉を語るのはどういうものか?そして、それを母語が日本語である人が見たらどう感じるのか?などという独特の世界が表出していた。昔見た映画でジム・ジャームッシュ監督の「ダウンバイロー」という映画を思い出した!そして、このとぼけた奇妙な世界観はウェス・アンダーソンの映画の世界も思い出させてくれた。2026年4月から岡田さんが東京芸術劇場の演劇部門の芸術監督を務められるらしい!どんなものを見せてくれるのか?ますます興味が沸いた!とにかくチケットを購入するときはスケジュールをちゃんと確認して購入しようと肝に銘じた!上演時間約100分。


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