タイトルにつられて思わず購入。
吉村昭のことは名前だけ知っていたがどんな作家だったのか
まったく知らなかった。昨年、亡くなったらしく
追悼特集のようである。妻である津村節子や友人の瀬戸内寂聴などの
話が掲載されている。
「矜持ある人生」という言葉。あこがれる。
20代前半で肺結核になり生死の境をさまよったことで、
このような気持ちになっていったのか?
今後、時間を見つけてゆっくりと読んでみたい。
残念なのは
年譜がなかったこと、この方の一生を
振り返って、いったいどんなことがあったのか
きちんと読んで見たいと思った。
まずは遺作にもなった「死顔」から?
また、「小説新潮」に吉川潮の連載、語り下ろし自伝・立川談志の
「談志一代記」を発見。単行本化が楽しみである。