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六本木駅から芋洗坂を麻布十番方面へ、 外苑西通りと交差するところにインボイス劇場がある。 ビルの4階まで上がるとそこは高台になっており、 鬱蒼とした木々が茂る場所に建てられた仮設劇場である。 宝塚の1000日劇場や、赤坂にあった昔のACTシアターのような。 木下公務店プレゼンツなだけに造りがしっかりしている。 なーんて。 実際、椅子も劇場内の造作もしっかりしている。 ブルーマンと言えば、インテルインサイドのCMに 出演したほど世界的に有名なパフォーミングアーツの集団である。 NYに旅行に行って来た人たちでこれを見た人たちは、 みな一様に面白かったと言って帰ってくる。 それだけ大衆性をもった集団なのであろう。 また、パントマイム中心なので言語を介さなくても わかるところがボーダレスなコミュニケーションを生みやすい。 大きなロックミュージックとともに彼らのパフォーマンスが始まる。 基本、パーカッションを中心としたパフォーマンスである。 大きな太鼓や木琴のようなもの、そして水道管などを叩いて音を出す。 動きと音が完全にシンクロしている。そして照明も! わかりやすく面白い。 そして舞台ならではのアナログな仕掛けが満載である。 観客参加型のイベント形式とでも言ったらいいのだろうか? オープニング前に、あらかじめ観客の情報を得ており、 それを会場に投げかける。 観客の行為を扇動するスタッフが会場のあちこちにいる。 彼らはまるでバラエティ番組のフロアディレクターのようである。 例えば、本日誕生日の○○さんがいます。 彼のために、ハッピーバースデイを歌いましょう。 というようなことである。これらのエピソードが何度か繰り返される。 ある程度一体感が出てきたところでオープニングである。 いかにもアメリカらしいと言ったらいいのだろうか? しかしながら、ただ単に観客が参加しながら ただ楽しむだけのものになっていないところがブルーマンの凄いところだろう。 アーティストとしてのメッセージがきちんと語られる。 DNAを中心とした二重らせん構造の説明から始まって、 WEBネット社会の情報の氾濫のトピックに移る。 かと思うと下水管の奇妙な話になり下水管の中を流れるものが逆流して、 生活圏内とコンタクトしようとするというようなことを真面目に語る。 これをインタラクティブと呼ぶ! というようなブラックなジョークが次々に語られる。 モンティパイソンやスネークマン・ショウの精神がここに息づいている。 楽しいだけではない何かが、ここにある。 都会的な知性がここにある。さすがNY! インタラクティブ的なパフォーマンスはまだまだ続く。 ブルーマンはまるで「なまはげ」のように表情を変えない。 そして客席からターゲットを見つけては舞台上へ観客を 連れてきて一緒に共演させる。まさにインタラクティブである。 観客はブルーマンに拉致されるのではないかとドキドキする。 また、途中でアニメーションのことについて言及される。 アニメーションの歴史を古代の洞窟壁画から紐解いて語るのである。 そして初期のアニメーションの基礎となったゾエトロープのことについて語り、 実際に目の前でそれが見せられる。 好奇心を刺激することがうまく織り込まれながら舞台は進んでいく。 約100分の舞台はあっと言う間である。 観客が参加しながら言葉がなくても コミュニケーションできることを実感させてくれる興味深いパフォーマンスだった。 当初三ヶ月の予定だった公演はさらに2ヶ月の延長が決定する。 11月末までこのパフォーマンスは続く。
by haruharuyama
| 2008-08-04 07:56
| 舞台
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Comments(2)
Commented
by
Ten
at 2008-08-04 10:27
x
ラスベガスで見た時は感動しました。チケットを取ろうと思うのですが、なかなか叶わず…(勝運とか須磨はシャカリキになるくせに(^^ゞ
0
Commented
by
haruharuyama at 2008-08-05 09:01
Tenさま。それも好みかと。東京ドームもまた素晴らしいことでしょう。
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