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成田空港を出発したNW-005便は、 離陸後1時間40分くらいで着陸態勢に入る。 新幹線で名古屋に行くのと同じくらいの時間で釜山の金海国際空港に降り立った。 飛行機で隣に座っていた韓国人の方が、 初めての韓国旅行ですという話をすると、 ホテルは自分と同じ方向なので一緒にリムジンに乗って行きましょうということになった。 空港から2番のリムジンに乗る、かなりデラックスなシート。6000W。 南川洞で降り、タクシーに。 隣り合わせた韓国人の方がわざわざタクシーを停めて行き先まで告げてくれた。 ありがとうございました。 タクシーは広安里のホテルホメルスへ。海沿いのホテル。 まるで熱海のようである。 この周辺で釜山ビエンナーレが行われており、アート作品が海岸に展示されていた。 海の向こうに大きな吊橋が見える。 美しいのかそうでないのか良くわからない。 ホテルの部屋は靴を脱いで上がるタイプになっている。 韓国式なんだろうか?日本人には嬉しい。 ホテルの調度品や備品を見ていると、 HOTEL HERMESと書かれたものが幾つか残っていた。 最初、あれ?ホテルを間違ったのか? と思ったのだが、カードキーなどを見ると、ホテルHOMERUSとある。 あーーー!このホテルはもしかして、 エルメスと同じ綴りと書体を使っていたため エルメス社から何か言われてホテル名を変更したのではないか という推測で落ち着いた。 ホテルのフロントのおじさんに日本語で近くの美味しい店を伺う。 300メートル離れたところに、プルコギの美味しいものがあるということを聴く。 お店の名前を書いていただく。 ハングル文字なのでまずカタチの解析から始まる。 まるでパズルの同じ図形を探すクイズのようである。 何人かの人に紙を見せて伺いながらお店にたどりつく。 この店は片言日本語を喋るおばさんが居た。 プルコギを二人前とビール。 後で気付いたのだが、ビールの中瓶をどこで頼んでも3000Wである。 これには何か理由があるのか? 高級な店も安いお店でも値段は変わらない。 「HITE」という銘柄の韓国のビールである。 また、「C-3」という銘柄の焼酎(SOJU)も同じ値段である。 冷やした焼酎をストレートで飲む。 アルコール度数は20%。 プルコギはまるで肉を叩いたようなもの。 タルタルのようになっているものがタレに付けられて焼かれる。 わりと良く焼いてから食べる。 キムチを初め、発酵した野菜類がたくさん出てくる。 プルコギに、その酸味のある発酵野菜を付け、ニンニクを入れ、 コチジャンの味噌をつけエゴマの葉で巻くか、 サンチュで巻いて食べる、うんまあああああい。 独特な、プルコギの甘味と、野菜の酸味と辛味とエゴマの葉のフレッシュな香りが 一体となって鼻腔を襲うのである。これは初めての経験であった。 ああ、プルコギってこういうものなのか?と改めて思った。 二人で締めて50000W くらい。 コンビニによって帰る。爆睡。 ![]() ![]() 翌日もいい天気。さあ、釜山映画祭の会場へ向かう。 今回はある方のはからいでIDカードを発行していただけることになった。 廣安の駅へ向かう。駅前のお粥屋さんに入る。お粥を注文。 ひとつは海鮮お粥(8000W)もうひとつはアワビのお粥(10000W) この駅前に高級マンションがあり、その辺りの人が次々とお粥を買いに来る。 この旨みはどうやって出すんだろうと思う。 ダシの旨みの効いた料理は味わい深く身体に染みとおるようである。 廣安から地下鉄に乗って、海雲台(ヘジャンク)へ。 英語でチケットが買えるようになっており、駅の行き先さえ分かっていれば簡単。 1100W。駅前から海に向かって歩く。 シークラウドホテルを越え、PIFFのコンテナがある場所へ。 ここがPIFFの情報窓口になる場所のようである。 それ以外にも各ホテルのロビーに何箇所か映画祭のブースが出ていて、 そこでいろいろなことを聞く事が出来る。 ヴォランティアの方が多く参加されていてありがたい。 彼ら彼女らのホスピタリティはどこから来るのだろう? このコンテナのBOXのゲスト受付のところでIDカードを受け取る。 事前に写真や名前などを送っておくと、 自動的にカードが作られているというシステムである。 ![]() 今回、このようなことを手配して頂いたYさんにお会いする。 パラダイスホテルのロビーでお茶を頂く。 このホテルだけあきらかに格が違うなあと思った。 要人と言われている方々の多くはこのホテルに宿泊するようである。 Yさんと映画祭とのことについて話を伺う。 Yさんみたいに情熱を持った方々がこの映画祭を支えているんだろうなあ?と思った。 挨拶をして、シークラウドホテルのフィルムマーケットのブースを覗く。 ここではホテルの4-6階の部屋を借りてその部屋が各社のブースとなっている 。ヨーロッパから日本まで、様々な配給会社がブースを出していた。 ここで映画の買い付けが行われるんだなあと初めて理解した。 タクシーでヘウンデロッテデパートへ。 ここで映画を見る。イランの映画。 ドキュメンタリーのような映画だった。 いつも霧が立ち込めている風景。 こんな場所が実際にあるんだなあと世界の奥の深さを実感する。 「A light in the fog」という題名。 老いた父親と暮らす娘。日常を淡々と描いている。 小津安二郎の「彼岸花」を思い出す。 ロッテデパートから中心のヘウンデまでは地下鉄で二つなので歩くとかなり遠い。 映画祭期間無料で走っているシャトルバスでシークラウドホテルまで戻る。 遅い昼食を。有名なカルビ焼肉の店。 「ヘウンデ・アムソカルビ」へ、 地球の歩き方の地図だと大雑把過ぎて目的地になかなかたどりつけない。 しかもハングル文字なので文字認識が出来ないためさらに迷うことになる。 目的地がはっきりしており、そこへ急いで行きたい場合は、 タクシーで行った方が確実である。 そのための基本料金200円は高くないと思った。 何人かの人に聞いて到着。ここはカルビ焼肉の有名店だそうである。 値段も高級。昔の李朝時代の時代物に出てくるような建物になっており、 中庭を囲んで個室がたくさん並んでいる。 韓国のお店は外と完全に遮断されておらずゆるやかに自然とつながっている。 当然、そのために虫の侵入は許される。 生カルビ(30000W)と味付けカルビ(26000W)を1人前ずつ注文。 ビールを飲む。肉は確かに美味い! 生カルビは塩で食べるのがいい。 そして味付けカルビはタレをつけて jコチジャンのような赤い味噌とタレをつけて、 エゴマの葉かサンチュを巻いて食べる。 ここは昨日のような酸味のある野菜の漬物がなかった。 シンプルな分だけ素材で勝負しているのだろう。 霜降りの肉が苦手な僕は、こういった旨みのあるしっかりした肉肉しい肉が嬉しい。 たくさん食べるとかなりの金額になる。追加で何人前かを注文。 そして、ジャガイモ麺で仕上げる。 この麺はあまり美味しいとは思えなかった。 ここで一番いい食べ方は、 生カルビを塩で大量に食べるというのがいいかも知れない。 が、そうすると簡単に一人1万円を超えてしまう。 それはどうなの?というコスト感覚が僕を襲った。 ![]() お腹が一杯になったのでいったんホテルに戻る。 ヘウンデの駅前に独特な屋台的なお店が一杯出ていて、 かなりそそられるのだが、もう食べられない。とにかく歩く。 歩いてエネルギーを消費する。ホテルで小一時間昼寝。 19時ごろホテルを出発。 若者たちがあつまると言われている「西面(シミョン)」へ向かう。 ここはものすごい人手。まるで渋谷か新宿か? 若者が多く集まる場所は活気と人で溢れていた。 こまごまとした路地にまで入っていく。面白いのが 屋台でトッポギとおでんと天ぷらの店があると、 そこの並びの何件も同じ店が続くこと。 いったいどの店が美味くて、どこがそうでないのかがわからない。 結局、思ったのは、どこに入っても美味いのだということである。 あるレベルには必ず達していて美味いというのが特徴なのかもな?と思った。 港町で坂があるロケーションは、神戸に似た印象を与えてくれる。 涙を呑んで食べられなかったのが「テジクッパ」のお店。 豚骨ベースのスープの雑炊。 西面ではこのお店が10軒以上も並んだところがある。 そこで煮立っている大釜の白いスープが店頭に並んでいる様は壮観。 結局、悩んだ挙句、「タッカルビ」のお店に入る。 辛いタッカルビを注文。かなり辛いのだろう。 大きな防護のための筒をかぶせた状態で調理してくれる。 ![]() ![]() ここのお店の女の子がとってもかわいらしかった。 釜山では、時々ものすごい美人に出くわす。 これは、いったいどういうことなんだ!というような美人がいるのである。 黒髪を中心とした美人の女性たちは品が良く、 人からどのように見れられているのかということを良く知っているのだなと思った。 「タッカルビ」はとっても辛い。 辛くて妻はあまり、食べられなかった。 舌を焼きながら焼けた鶏肉を食べる。 こんな辛い唐辛子があるんだと感心する。 韓国人の人でもこんなに辛いものばっかり食べていないことが 他の人たちの注文しているのを見てわかった。 金曜日の22時半過ぎの西面は人でごったがえしていた。 三連休の初日なので、みなリラックスした雰囲気。 この日は、韓国の建国記念日である。 地下鉄の駅も酔っ払って帰ろうとするお客さんで一杯だった。 翌日の、土曜日もいい天気だった。 早朝に起きてランニングをしようと思ってランニングシューズを履いて来たのだが 結局、一度も走らないままだった、ウォーキング釜山である。 この日は、海岸沿いのロッテリアの隣の定食屋さんのようなところで朝ご飯。 店には数組のお客さんがいる。 日本語も英語も全く通じない。 店のオジサンの進められるままに頼む。 出てきたものはヘジャンククなのか? 海鮮のダシにもやしと、鱈と小エビが入ったスープ。 醤油のすまし汁のようなものであるがニンニクと唐辛子が効いており 旨みと辛みが一体となった味だった。これは素晴らしい。 何と言う料理かわからないのだが韓国料理の奥深さを知ることとなった。 さすがチャングムのようなものが育つ文化のある国である。 1人前6000W。お腹一杯になる。 韓国料理は必ずキムチを初めとした付けあわせがたくさん出てくるので 野菜不足になるということはない。 朝10時からヘウンデロッテデパートにて映画 「Himalaya,Where the Wind Dwells」というタイトル。 今回は韓国映画。 しかしながら、韓国人俳優は一人のみ。 ロケーションは全編ネパールで行われたようである。 よくもこんなところでロケーションをしたなあという辺境の地である。 ヒマラヤの麓の村の生活が描き出される、 半ドキュメンタリー映画である。 韓国人俳優以外は全て現地の人々の出演であるとパンフレットに書かれていた。 映画館を出て、ロッテデパートを散策。 多くの人で賑わっている。ものすごく新しいデパートのようでむちゃむちゃ清潔。 そこから地下鉄に乗って海雲台(ヘウンデ)へ。 海岸の手前に変な市場の商店街のようなところがあり面白い。 様々なものが売られている。 妻は変な柄のルームシューズを購入。僕は、唐辛子を購入。 ここは唐辛子を選んでその場で粉にしてくれる。 同じくゴマ油絞り機もおいてあった。 実際にゴマを搾って油を取り出すところを見せていただく。 ヘウンデの海岸沿いのパラダイスホテルへ。 ここで文化庁が主催の日本の映画関係者の集いが行なわれる。 今回、釜山で上映するための関係者たちが集まって 情報交換などをするものだそうである。 日本以外の映画関係者も居るのだが、日本主宰のこういうパーティは 本当に日本人が中心となり多くの人々が集まるんだなあと感心。 犬童一心監督と上野樹里さんがいらしていて最初にあいさつが。 「グーグーだって猫である」の映画のチームである。 それから、石井克人監督、 SABU監督、是枝監督などが壇上に上がって挨拶をされた。 パラダイスホテルの1階のスペースは人であふれかえり 足の踏み場もないような状態だった。 ワインを一杯と鴨肉ローストオレンジソース添えを一切れ頂きました。 地下鉄で東来(トンネ)へ、ここは妻の会社の同僚、 Mさんがススメテくれたお店で昼食を取るためである。 「トンネ・ハルメ・パジョン」という韓国のお好み焼き屋さんのような店である。 「地球の歩き方」に駅から7分とあったのでまたまた歩いて探そうとする。 となかなか見つからない。 数名の人に聞いて、最後は韓国人の若い女性が、 わざわざ自分の携帯で店に電話をしてくれて道を聞いてくれた。 その場所は店から30秒のところだった。 ちょっと奥まったところあるこの店は 建築家の手が加わったものになるのだろう。 洒落た店内とテーブルから見える庭が落ち着いた気分になる素敵なお店だった。 庭には大きな樹が生えており その芝生のところで野良猫が遊んでいる。 トンネハルメパジョン(20000W)とキノコパジョン(18000W)を注文する。 韓国の独特のネギを中心に米の粉を溶かした生地で焼いたものである。 最後に蒸し焼きにするらしく柔らかくふわっとした焼加減である。 醤油だれとコチジャンタレがある。 キノコは醤油が、ハルメパジョンはコチジャンタレが合うように思えた。 ふわっとしたお好み焼きのネギの下には海鮮が隠されている。 小さな海老と数種類の貝類が旨みを引き出している。 うんまああああい。これは感動モノだった。 台湾で食べた牡蠣のオムレツに少し似ているがやはり違う。 キノコはキノコの淡白な旨みがあるように思えた。 ![]() ![]() トンネは観光地と地元の感じがないまぜになっていて面白いなあと思った。 温泉があり何となく、宝塚みたいなところなんだろうか? 滞在数時間の後、地下鉄1号線で、南浦洞へ。 ここは「チング、友へ」で使われたらしい、旧日本の商店の町並みが 残っていると書かれてあった。 なるほど戦後すぐに建てられた町並みが日本でも少し残っているところがあるが、 そんな感じが確かに残っている。 ただ、本格的に資本を投下して、この街を積極的に残そうとはしていない ようなので古さは否めない。 そこから海岸沿いを歩いてチャガルチの市場の方へ向かう。 ここは日本人が多いのだろう。 ほぼ、全てのお店のおばさんたちが日本語で話しかけてくる。 商売のための「日本語」である。 農協市場という地元のデパートでお土産を買って買える。 このデパートと旧市場の間にホルモン焼のお店が数件あった。 どれも独特の造りで、ああ、面白いなあと思った。 カウンターみたいなものがたくさんあり そこにホルモンを焼くための穴が幾つか空いている。 大阪の十三に「請来軒」という焼肉やさんがあるのだがそこに似た雰囲気。 地下鉄で広案里に戻る。釜山、最後の夕食だあ! ということでホテルの近くをうろうろとする。「ヘジャンクク」 というメニューばかりを置いた一角があるということで探す。 丁度海岸が切れる辺りに5-6軒ヘジャンクク専門店が並んでいる。 これは牛骨からとったスープにご飯ともやしが入っている雑炊のようなもの。 店頭には「木村拓哉」も食べた、というようなことが写真入で貼られていた。 最後の夜にいきなり締めのラーメンのようなものを頼んでしまい、しまった! と思ったが。「ヘジャンクク」それ自体は美味い。 少しだけ唐辛子で辛いのだが、マイルドな味付けは日本人が飲んだ後、 締めのラーメンを食べるような感じでとってもいいのだろう。 事実、酔っ払った団体さんが入ってきてみんな「ヘジャンクク」を頼んでいた。 塩味を弱めに作ってあるので「オキアミ」を入れて塩分を調整する。 腹半分で店を出る。 締めを先に食べてしまい、順番が違うなあと思いつつ、 もう一軒をどこにしようかと悩む。 若者たちで溢れかえっている店に入ってみる。 炭火の地鶏焼みたいなメニューを皆が頼んでいたお店である。 あ、これが一度食べて見たかった「ブルダク」の店なのかな? という期待とともに入店。 お店の若者が韓国語以外を全く解せずにMENUを持ってきた。 MENUには写真がついているのだが、 僕はここでおもむろに地球の歩き方のブルダクの写真を見せる。 MENUの写真を指差し、これと同じかと日本語と英語で聞くのだが、 彼は困った顔をしながら何か言っている。 多分、MENUにあるもの以外はありません。 あなたは日本のガイドブックの写真を見せていますが そんなものは良くわかりませんし、いきなりガイドブックの 「ブルダク」の写真を見せられてもわからない、 というような気持ちだったのだろう。 さらにしつこく、僕は日本語と片言の英語で聞く。 これは「ブルダク」ですか?とMENUを指して聞く。 そうするとかれは「いえ、これはブルドックです。」と言ったように聴こえた。 「え?」と驚いた。「ブルドック」がここのMENUにある筈がないじゃないか? これは鳥なのか?と聞きなおしてみる。 「chikin」という簡単な英語にもかかわらず お互いが緊張関係にあり最早コミュニケーションが出来ないような状態になっていた。 お店の若者はこの時点でかなり追い込まれたのであろう。 もうどうしたらいいのかわからないというような状況に陥ってしまっている。 鶏肉をきちんと伝えられないため 妻が「じゃあ、鳥のモノマネをして見たら?」と言う。 僕は懸命に両手を羽のように挙げて「コケークッツクッツ」と言いながら、 若者の顔を見る。若者は完全に思考停止状態である。 これでも通じないのかと思い、唇の上下を手前に引っ張って くちばしのようなものを作り、再度、鳥の真似を試みる。 若者は一体この人はどうしてしまったんだろうというような目になり、 恐れとも哀れみともいえる様な感じで僕のことをじーっと見ていた。 結局、この若者に頼んで誰か英語か日本語の出来る人は居ませんか? とお願いすることにした。 英語が片言話せる店員が来た。 彼に、もう一度、「地球の歩き方」を見せて、このMENUと同じかと聞くと、 その店員は書かれていたハングルを読んで同じだと言った。 ついにオーダー成功! ブルダクが食べられる。ビールとともにやって来たブルダクは 若者の怨念が込められたように辛く舌をひーひー言わせながら食べた。 旨みを通り越した辛味の世界を体験する。 これが釜山最後の夕食となった。 あの若者がいてくれたことによって釜山の思い出はより強烈になった。 ![]()
by haruharuyama
| 2008-10-12 09:10
| 映画
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Comments(5)
あらま、PIFFレポートじゃなくて「釜山のうまいもの食べある記」だったのですね(笑)。しかしおいしそうだなぁ。あたしゃ最近は新大久保に月1度出没するのがせいぜいです。
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Taro_yさま。コメントありがとうございます。結局、食い気には勝てないということでした。初めての韓国は本当に美味しかったです。
白状すると私が韓国語の学習を始めたのも「韓国で食べたいものを注文できるようにするため」でした。細かいお話はお会いした時にでも(笑)。
Pさま。コメントありがとうございました。これは遅い夏休みでした。
韓国料理の奥深さに驚きました。
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