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本日は第21回参議院議員通常選挙の公示日である。 そんな日に、これから始まる選挙運動をひたすら追いかけた ドキュメンタリー作品である。 ナレーションを、一切排除している。 米国のドキュメンタリー作家、フレデリックワイズマンなどは まさにその手法で何本も作品を作り続けている。 ただ単に撮影した素材を編集しただけ、 それを、ポーンと僕たちに提示する。 僕たちはそれを見ながらいろいろなことを思い考える。 まるで映画作家と共同作業をしているような感覚になる。 彼はこの素材をこのように編集したことによって 何が言いたかったのだろうか?ということを読み解く作業である。 ドキュメンタリーの魅力はそんなところにもあるのかも知れない。 監督は、想田和弘。ニューヨーク在住の映画作家である。 今回、想田監督はいったいどのような視点で この作品に向き合ったのだろうか? 素材の収録方法とその素材のどこを どれくらいの長さ選択することによりこの映画は、 想田氏の映画になっていくのである。 2005年の秋、川崎市議会議員補欠選挙に立候補した 山内和彦の選挙公示前から選挙当日までをほぼ時系列で追っている。 2年前は小泉総理がまさに、郵政民営化を問う総選挙を行った年であり。 結果的に自民党の圧勝に終わり、郵政民営化法案は可決された。 まさにその頃、自民党と民主党の威信をかけた 補欠選挙が川崎市で行われたのだった。 同日、川崎市長選も行われ、 川口順子議員の参院選神奈川補欠選挙も。 当初、川崎市議選に出馬する適当な候補者がいなかったらしく、 山内和彦は自ら出馬の公募に応募したのだった。 切手コイン商を営む鉄道マニアの山内氏が 自民党公認候補として出馬することになり彼の生活は激変する。 山内和彦は小泉さんのことが大好きで、 小泉さんのように改革して行きたいのだ!という明確な意思があったのだろう。 見ていて思ったのは政治に対する強い情熱がない限り こんなに大変なことをやり続けることは出来ないと思った。 それだけ政治家というのは大変な仕事であると感じた。 山内和彦の奥さんも会社を休んで選挙戦のお手伝いをする。 面白かったのは「家内です」という言葉を使用するということ。 「妻」ではなく「家内」なんだと思った。 以前からこの言葉が使われているので 「家内」と言ってくださいと事務方のみなさんが語っているのを見て、 山内和彦の妻は違和感をぬぐいきれないようだった。 また、彼女が今回の選挙で山内候補が当選したら、 政治家としての夫のために会社をやめて代議士の妻としてやっていってください。 と言われたことに対して、山内和彦の妻がブチ切れるシーンが印象的。 再選の保障もまったくないところで、 妻は人生の方向転換をしなければならないなんて考えられない、と。 もちろん選挙費用は個人負担である。 では、何が政治家のモチベーションを保つのだろうか? それは現在の暮らしを、仕組みを良くしていきたいという 気持ちを持ち続けることから発生するのだろうか? では、良くするということはいったいどういうことなのだろうか? そんなことを考えながら、参院選の公示である。 7月29日は参議院選挙の投票日。 今日から、本格的な、選挙戦が始まる ▲
by haruharuyama
| 2007-07-12 07:41
| 映画
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Comments(7)
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