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フランスの田園風景の拡がる地方の村で行われた、 無農薬有機農法で作られた食材で学校の給食を作り、 児童たちとともに食べるという食育のドキュメンタリー映画。 子供たちは自ら畑で野菜を育て、それを食べる。 食育というのは、実は自ら食物を育て収穫し料理し それを食べるという行為から生まれてくるものだなと思う。 自らに翻っても、自分で食事の用意するようになって 食材をすてなくなったし、極力余らせないということを考える。 残った食材をどのように料理するのかを考える。 子供のころ残した食べ物を母親がきちんと食べていたことを、 今になって改めて当然の帰結であるなと思った。 その壮大な志の実験がこのフランスの小さな村で行われている。 フランスは農業大国でもある。 この国の自給率は100%を超えている。 日本の40%に満たない自給率とは比較にならない。 フランスでは食材の値段も日本と比べて割高感がある。 しかしながら彼らは必要な量だけを買えるという購入スタイルも同時にあり、 食に対して合理的である一面も感じる。 日本は食材の流通を含めてもう一度見直し点検する必要があるのではないか?と思う。 実際に筑波の方にある生産者が自ら農産物の値段を決めるスーパーなどがあるのだが、 そういった流れが起きているというのも確かなこと。 この流れが全国に広がることになれば 日本の食材流通も違ったものになるのだろう。 そうして生産者がきちんと作った農産物が 正当な金額で取引され、生産者になりたいという人が増えるといい。 フランスでも、ほとんどの農家で農薬が使われている現状が語られる。 そうして農薬を使用することによって 生産者たちは自らの身体に異常をおこしたりする。 農薬を調合するときにそれを無意識に吸いこんだりしているらしい。 ガンに罹患する率が戦後急増している。 そして完全な防護で農薬を捲く生産者の姿が描かれる。 農薬まみれの農産物、抗生物質の資料を食べさせている鶏卵などなど、 生産者はそれを平気で出荷する。 しかし、かれらはそれらを決して口にしない。 これは、どういうことであるか? 彼らは自分たち用に農薬を減らした食材を用意してそれを食べているという事実を聞き、 やはりこれはどこかおかしいことであると思う。 生産の現場が見えないまま安価という価値だけで 消費することが本当の意味でわれわれにとって幸せかということが突き付けられる。 この映画では無農薬農法の農家が直接給食センターに食材を届け、 そこで調理人たちの手で直接調理されたものを子どもたちが食べる。 子供たちはその食材が好きになっていく。 手間をかけコストをかけたものから素晴らしいものが生まれてくる。 その本質的な価値をこの村の村長はわかっており、 その彼の志を貫徹すべく、 さまざまなところで発言している。 その姿が、かっこいい! ▲
by haruharuyama
| 2009-09-26 13:55
| 映画
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Comments(4)
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