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マイケルジャクソンは正真正銘のアーティストである。 この映画を見たすべての人が彼のことをそう思うに違いない。 同時に世界最高峰のエンターテイナーである。 高いレベルでアーティストとエンターテイナーが両立している人の ドキュメンタリー映像を見せられて興奮しない人はいない。 研ぎ澄まされた感性と志の高さから 「マイケルジャクソン」というブランドは生まれてきていたのだということがわかる。 彼がこの夏に亡くなる前まで世界中を巡る筈だった ライブコンサートの準備の様子を記録したもの。 小さなハンディカメラで撮られた映像ではあるが、 そこで行われていることが高いレベルのことであれば 画質や撮影の仕方を凌駕する。 そういう意味では完全な記録映像を狙った マーチンスコセッシ監督の「ローリングストーンズ・シャイン・ア・ライト」と 対照的な映画とも言える。 どちらの映画も音楽ドキュメンタリーとして素晴らしい。 しかし、その方法論も映画の出自もまったく異なる。 しかしながら、映画を見比べると共通点がある。 それはアーティストたちの強さであり、 それを支えている多くの一流の技術スタッフの結集が 行われているということだ。 マイケルジャクソン「THIS IS IT」の公演の準備を カメラは延々と記録し続けたのだろう。 小さなたった二台のカメラが。 マイケルの死によって、その記録映像は公開されることになった。 マイケルが生きていたら、決して公開されなかったものではないだろうか? マイケル自身がマイケルジャクソンというブランドと戦いながら 何とかかんとか創作しているという印象。 それはアーティストとしてエンターテイナーとしての使命であり、 それが世界レベルであるというところにプレッシャーもあるだろう。 圧倒的な孤独感を感じるだろう。 マイケルがリハーサルなどの現場に来ると そのカリスマ性が遺憾なく発揮される。 彼の頭の中や無意識の意識の中にあるものを スタッフは必死に引き出そうとし、実現させようと努力する。 何度にもわたるリハーサルやオーディション、動きのテスト、ダンス。 ライブで使用される映像の撮影の現場で マイケルから出てくる言葉にスタッフは耳を澄ませ マイケルと対話しながら進めていく。 その真摯な姿はマスコミが晩年報じていたイメージとは 相反するところが多分にあるのだろう! だから、この映画を見てマイケルのイメージが変わった という人に何人も会った。 そして、見た人からは、是非、見に行け映画館に行け! と散々言われた。 絶大なアンコールの声の下配給会社は、 クリスマスシーズンの上映予定を変更して 12月19日より再度映画館で上映が行われた。 マイケルのエンターテイメントの歴史は長い。 ジャクソン・ファイブの頃から40年余りエンターテイメント界のトップを走り続けてきた。 特に、プロモーションビデオにおけるマイケルの存在価値は大きい。 1980年あたりからのマイケルのプロモーションビデオはわれわれの宝である、 新しい技術や手法をいち早く導入し、お金に糸目をつけないことによって 後世に残るたくさんのすぐれたコンテンツが生まれたのである。 それは何年たっても受け継がれていくだろう。 今回のライブでの映像でもいち早く新たな3D映像などを取り入れ キャプテンEO以上のものを狙っていたのだろう。 また、50年代の米国映画「三つ数えろ」の中にマイケルが出てきて ハンフリーボガードなどと競演している映像も面白かった。 彼の孤高さが強く伝わってくる映画。 マイケルはスタッフを集めて言う。 「僕たちはファミリーです。そして、この地球を 今回のライブを通じて救う努力をしたいのです。」と! ▲
by haruharuyama
| 2009-12-28 07:05
| 映画
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Comments(2)
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