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浜離宮朝日ホールでやる落語会。顔付けは誰が行っているんだろう? 企画制作は「京須偕充」とある。 第17回は、三遊亭きつつき、立川志の吉、柳家三三。 雨も止み、大江戸線の築地市場の出口を出ると すぐに朝日新聞社東京本社がある。 その本社のロビーを抜けて浜離宮サイドへ抜けるとそこにあるのが、浜離宮朝日ホール。 ここで行われるのが、「いつかは」シリーズ。 「朝日名人会」は有楽町朝日ホールで行われる。 19時開演というので少し前に行ったら前座の方の高座がかかっていた。 途中入場するみたいで申し訳ない。腰をかがめてこっそりと入る。 柳亭市也の「牛ほめ」。 「総体檜造りで」というセリフでようやくわかった。 続いて、三遊亭きつつきの「出来心」。マクラがPOPでいい。 三遊亭円橘のお弟子さんで現在二つ目だそう。 整形までして日本を逃げ回っていた市橋容疑者に顔が似ているということで笑いをとっていた。 市橋容疑者が事件を起こしたきっかけになったのが行徳近辺。 僕が住んでいるのは「行徳ハイム」である。 泥棒の師匠と弟子の会話がのんびりしていていい。 昔のサザエさんの漫画なども泥棒に愛嬌があったが、そういう時代が確かにあった。 みんな大変だけど何とか生きて行きましょう! ということの裏返しのメッセージのようにも聞こえてくる。 続いて、立川志の吉登場。志の輔の弟子である彼は入門13年目の二つ目である。 明るく、さわやかなキャラクターがいい。そして彼が語ると、どこか上品な感じになる。 おかみさんなどをやっても彼のキャラが品が良く、 その分押しが弱いのだが、それが志の吉の持ち味なんだろう。 ただ、長く聞いていると単調になるような話は、どうやってメリハリを付けていくのか? というようなことが問われてくる。 ネタは「天狗裁き」。夢の話を聞かせて、聞かせて、聞かせて、 というように入れ子構造になっている。 演劇ではこのような話をメタシアター構造というらしいがまさにそんな構造。 こうした話がたくさんの戦前から戦後の映画やドラマなどの お笑いや物語のベースになっているんだなあ。と思った。 夢というのは昔からみんなが見ていたんだなと納得する。 仲入り。 幕が開くと椅子が三脚高座の前に置かれており、 めくりにはトークタイムの文字が、三三も含めた三人が出てきてよもやま話を行う。 面白いのが師匠の話。 それぞれの大師匠と師匠の話で盛り上がる。 家元の談志師匠が志の吉に向かって、「それも経験だね、いい経験しなさいよ。」と 言いながらタクシーで去って行ったエピソードを聞いた。 これは、名古屋の大須演芸場で10日間にわたって高座に上がっていた時の志の吉の話。 ある日、名古屋の高座に談志師匠が上がることになり、 志の吉は名古屋にいたので挨拶にいった。 そして打ち上げが終わって、談志師匠をタクシーに乗せて見送る前の一瞬の出来事。 談志師匠「おまえ、どこに泊るんだ?」 志の吉「へえ、大須の演芸場に泊ります」 談志「ふーん、それも経験だね、いい経験しなさいよ」 という次第。 三三の師匠の小三治師匠や志の輔師匠が普段はほとんど口を利かない というエピソードも面白い。 三三の大師匠の小さん師匠の目白のお宅に伺った三三の話も興味深かった。 みんな、師匠の物真似を意識的にやっているわけではないのに特徴が出るのには驚く。 トリは柳家三三の「蒟蒻問答」。 こんにゃく屋がお坊さんになり済まし、問答の挑戦に来たものを追い払うというもの。 受け取るものが自ら知り感じるのだ! ということが伝わってくる。 2時間十数分の会のあとは、YさんMさんKさんと新橋演舞場近くの沖縄料理やさん。 そこで、楽しい会話に花が咲く。 こうして、ゴールデンウィークが始まった。 ▲
by haruharuyama
| 2010-04-30 07:26
| 舞台
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