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今年も平田オリザ演劇展が始まった。 平田オリザが書いている膨大な演劇の作品から どうした基準で選ばれているのかわからない。 が、なんとなく短編で少人数の作品を中心に 上演が行われているような気がする。 1本1本の作品が短いので1日かけて何本かを見ることが出来る。 その間中、駒場東大前に居ることとなる。 4月の上旬は東大の新入生がたくさんやってくる。 いま、駒場東大前駅前のマクドナルドでこれを書いている。 隣の男子二人は、どんなクラブに入るとか 家庭教師をするなどの話をしている。 東大駒場キャンパス内は ところどころに桜の大きな木があり勢いよく桜が咲いている。 まだまだ花冷えの状態で、桜の下にしばらく居たが 寒くてやってられない。 何組かの人々がキャンパス内でお花見をしていた。 観劇の間の休憩時間に今回初めて入った 「たこやき&こうひい」の店が良かった。 東京でたこ焼きというと「銀だこ」。 あれは「銀だこ的」とも言うべき独特のオリジナルなもので、 関西に良くあるたこ焼きを食べさせてくれるところは東京にはない! と思っていたら駒場にありました! こまばアゴラ劇場を出て左へ暫く歩いていると、 間口1間くらいの細長い小さな家の1階でやっている 「みしま」というたこ焼き屋さん。 12個で350円!安い。マヨネーズは別料金で20円。 お昼を食べ損ねており、15時少し前に店に入る。 おなかがすいていたこともあるが、むちゃ美味しかった! 大阪のたこ焼きの「かりっとろっふわっ」が再現されている。 店内に入ると地井武夫さんや永島敏行が店に来たときの色紙が飾ってあった。 一番驚いたのは、168個食べたと書かれてあった色紙。 どんだけ、食べんねん!と思ったが 良く見たら4名くらいの名前が書かれていた。 「隣にいても一人」は、朝起きたら、夫婦になっていた 男女の話から始まるもの。カフカの変身!かあ!と思って見ていたら 、劇中にその話も出てくる。 平田さんがアフタートークの中で語っていた。 「不条理劇」には二通りある。 一つは「朝、起きたら、何かになっている」もの。 そしてもうひとつは「何かを延々と待っている」もの。 この例えは面白かった。 この後で見た、「阿房列車」は「何かを待ち続ける」方に入るらしい。 この朝起きたらの夫婦の夫の兄と妻の姉が 実はすでに夫婦で、この夫婦は離婚を考えているところ。 その4人が出て来て、夫婦とは結婚とは、 何でこうなってるのか?というようなことを話し合う。 この戯曲はもともと平田さんが帯広の劇団?に 書き下ろしたものであり、そこから各地方のバージョンが増えて来たらしい。 北海道から青森を経て熊本までの計8バージョンが いままで上演されたそうで 今回の演劇展ではそのうちの3バージョンが上演されることとなった。 その地方の言葉が基本、その地方の出身者によって演じられる。 それぞれ、俳優の芝居の違いや小さな小道具の違いなどを 比較して見るのはとても面白い。 60分。 アンドロイド演劇は池袋芸術劇場で以前見た、バージョン1から、 さらに加筆されたもの。 アンドロイドも改良されたんじゃないかなと思って 見ていたのだが気のせいなのか? アンドロイドがより普通の女性に近づいているように感じられた。 ライティングなのか? そして、普通の女性に近づくことによって 観客は、奇妙な体験をすることとなる。 これはその場に居合わせないと分からない感覚。 アンドロイドである彼女に人格を見てしまうか、 アンドロイドというモノとして見てしまうのか?ということ。 この新しいバージョンは つけたされた部分によって後者の扱いがより強調され差がわかるようになっている。 そしてアンドロイドに新たな役割が与えられる。 人間が行けない場所に行けること。 いまの日本ではリアルな感覚として伝えられる。 彼女は死にゆく者に対して 詩を朗読し続ける。 「SIRI」の音声認識技術をまだ経験していないが、 ああいった技術が進歩することによって さらに複雑で高度なことが可能になっていくのだろう。 「阿房列車」は演技が達者なベテラン山内健司と松田弘子の夫婦と、 一人旅の女性、菊池佳南との三人芝居。 内田百閒の原作を知らないが、ファンタジーの要素の強い舞台だった。 演出は青年団の木崎友紀子。 若い女優の菊池はAKB48の板野友美に似ている。 妻は板野友美を知らなかった!・・・・。 ▲
by haruharuyama
| 2012-04-08 09:13
| 舞台
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