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下北沢はスズナリの隣にある映画 館だった場所が劇場になっている。 劇場になってから初めて行ったが広さはOFFOFFシアターより 少し広いくらいだろうか数十人も入るといっぱいになる劇場が 満員のお客さんであふれていた。 本作は以前の公演で評判が良かったものの再演だそうである。 僕は鳥取県の倉吉市で生まれた。 小学校2年までしかいなかったのだがその時の体験と 倉吉市内と里山の原風景はいまだに記憶に深く定着している。 日本で一番人口が少なく、東日本に住むかたは場所がどこにあるかすらもわからない。 そんな県。先日、最後にスターバックスコーヒーが進出した県として有名になった。 それまでは鳥取県民は「すなばカフェ」という名前が似た コーヒーショップに行っていたらしい。 本作の舞台はスナック「イヴサンローラン」というお店。 場所は下北沢だろうか?作家の山田佳奈はこの辺りに住んでいるのか? 具体名が妙にリアル。 この店に新たに働きにやってきた女性が鳥取県出身である。 ということからこのタイトルがつけられたのだろうか? 女性の作家が女性を描く、しかも赤裸々に。 ブス会などの公演を思い出す。 ブス会の作演出はAV監督でもあるペヤンヌマキ。 ペヤンヌマキと山田佳奈はまったくそのアウトプットは違うのだが、 その根底に女性というものに対する悲しくもおかしく たくましい存在であるという感覚は共通したものがある。 そうしたところに惹かれてお客さんが来ているのだろうか? 鳥取県出身の美和子(堂本佳世)という女性がこのスナックで 働き始めた日から舞台は始まる。テンションの高い おさせの青森出身の女子大生(小川夏鈴)が 同僚の潤子(水野小論)とテンションの高い会話をしている。 もう、どうでもいい会話。 いまでは年増となった元ストリッパーの杏(遠藤留奈)は ガンガンと酒を飲みながら気のない感じで接客をしている。 ママはいるのだがしばらく店を任せている。 チーママ代わりの潤子ではなく亜矢(小林春世)に大切なことなどをお願いするママ。 それを知って、切れるチーママの潤子。 そこに客たちがやってくる。 下北再開発の工事現場で働いている下永(那木慧)。 実は彼はものすごいジェントルマン。潤子がひそかに恋をしている。 もう一人常連さんの会社の管理職の金山さん(鈴木とくお)。 羽振りが良く、店の女の子と同伴出勤したりしている。 お金使いが荒いのだがお店で女の子には厳しく 欲望まるだしで下品さが全開!こうしたオヤジいるいる的な 典型を描こうとしたのか? そして、後で現れる金山の会社の後輩。 その後輩の1人のやさ男、岡谷(山田ジェームス武)が 鳥取県出身で美和子の同郷で小学校の数年後輩だったことが判明する。 事態はここから急展開で進んでいく。 途中新しい女の子が面接を経て働き出す。 混沌を描きたかったのだろうか? スナックはどんどんとカオス状態になっていく。 一般的に物事はカオスを経てその後平衡を保つようになる。 この舞台も同様の顛末を迎える。 テンションがこの劇場の大きさに比べて大きすぎるきらいがある。 まだ公演最初の方なのでそうなのか?演出の狙いなのか? 幕間では大音量の音楽が流れる。 初期のポツドールやSHAMPOO HAT、そして、ブス会などをやはり 思い出す。 脚本は面白いので、丁寧で細かい演出が大切なのでは? 小さい劇場だからよりそのことを感じた。 そして、その細やかな演出に応えるだけの演技が俳優には求められる。 11日まで。 ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by haruharuyama
| 2015-10-02 07:57
| 舞台
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