山形国際ドキュメンタリー映画祭2025 10 月15 日
4 日目の映画祭。水曜日の朝6 時起床。お風呂に入ってからの朝食。今回の映画祭は今日のお昼までで最後、仙台から妻の友人が車で来てくれることになって上映後落ち合うことになった。M ちゃんありがとう!午前10 時10 分から山形市民ホールで「王侯とエキストラ」というパレスチナの監督が制作した2004 年の作品。過去にパレスチナで撮影されていた記録映像のアーカイブを探すために旅をした思索の記録をまとめたもの。アフタートークで知ったのだが、そのアーカイブ、撮影時には見つからなかったのだが2017 年にその映像が見つかって、それらの素材を再編集した映画が制作されたらしい。パレスチナとイスラエル、あるいはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の問題は永遠に解決することはないのではないか?と最近特に思うようになった。小室直樹先生の本を読むとこうした宗教のことがわかりやすく書かれていて理解できるようになってくるのだが、人間の考えや信じることの多様性自体、人間が作り出したもので、それは交わることなく共存していくということが現実なのかもしれない。その中でいかに共生していくのか?を考え、ゆるやかに連帯しながら生きて行くということなのかもしれない。しかしエルサレムという同じ場所から、そうしたものが生まれて来たことにも何か意味があるのかもしれないなどと夢想する。上映終了後に通訳をされている藤原さんが、パレスチナ問題がますます混迷を極めていて、同じことが延々と繰り返されるのは何故なのか?という質問をされていた。監督もその質問には長々と語ることで答えの一端をと語ってくれたのだが、結局、お互いの主張は異なっているということがわかる。
終了後、M ちゃん家族へお礼の品を買いに七日町へ。おおきなぶどうと、富貴豆を購入した。その後、今回の映画祭で私たちが最後に見る「ロバートを探して」(Looking for Robert )が上映される山形市民会館へ!木陰が涼しく気持ちがいい!今日もお昼は食べない作戦。夕方の17 時半からMちゃん家族と仙台で食事をすることになっている。この場所はフリーWi-Fi がつながりPC を取り出しメールなどのやり取りを行う。すぐに時間が経って開場時間となる。前日に特集上映がされた(私たちは未見だった。)の1989 年に山形で市長賞を受賞した「ルート1/USA 」という映画の監督ロバート・クレイマー監督の死から20 年以上が経ち、ずーっと一緒に仕事をしていた撮影監督でもあるがプロデューサーでもあるリシャール・コンパス氏が監督した追悼のビデオレター。ロバート・クレイマーは米国を飛び出してフランスに移り住んだ、そしてリシャール・コンパス氏とともに20 年で12 本の作品を制作した!「ルート1」は世界的に評価されたのだが、なにせ上映時間が255 分なのであまり上映する機会がないらしく!昨日、この作品を見逃したのを後悔した、というのもこの追悼の作品がとても面白かったから、「ルート1 」の1 部の映像が紹介されているのだが本作の多くの部分は監督でもあるロバート・クレイマーがアートンが製造した最新のフィルムカメラのスーパー16 ミリで撮影されていた。リシャールは撮影のテクニカルなフォーカスや絞りなどのサポートを行いながら、フレーミングなどはあくまでロバート監督の才能に任せている。プロデューサーとしての才覚が見えるエピソード!そして被写体へ寄っていくショットなどものすごく強度のある映像を撮る監督であるということがそれを見るだけでもわかる。「ルート1」の撮影素材(ラッシュフィルム)は合計で75 時間にもなったらしい。それをラフカットで編集した12 時間分の素材を35 ミリフィルムにブローアップしてそこから最終系を制作していったというエピソードを聴いた。まさに現場あるある、そうして彼らが制作した1980 年代から現在までは、まさに私が映像制作会社で働いてきた(1985 年~)に重なる。映像のテクノロジーも様々に変化した。フィルム撮影だけだったのが、ビデオで簡単に撮影できるようになり1 インチビデオ、VHS 、ハイ8、ミニDV 、そしてデジタル撮影と変遷して来ている。画質も初期のビデオカメラのものはいいものではなく、予算などに応じて使い分けていたことも良くわかる。そうしたことなどもエンドロールのクレジットなどで記述されていて、まさに自分の半生とこの映画を重ねて観てしまった。そうして、プロデューサーとしてのリシャール氏のふるまい、そしてロバートの才能にほれ込み、私はロバートのようになれない!という客観的な視点がまさにプロデューサーオブプロデューサー!自分はあんなものは作れない!ということをわかりながらどうプロデュースするか?どう予算を確保してスケジュールを守るのか?みたいな葛藤の中、満身創痍で立ち向かっている姿をそのまま見せてくれた。そのことがカッコいいと思ったし、自分もその原点の視点に立ち返って作品制作に向き合わなければならないと襟を正した!そしてアフタートークで熱く語るリシャール氏の言葉を上回るような藤原さんの熱い通訳にも感動した。山形は人間が人間と出会い、人間を見る場所だということがよくわかる今回の山形国際ドキュメンタリー映画祭だった。終了後、藤原さんがロビーにいらしたのでお礼を言って市民会館を出るとそこにはM ちゃんが!妻とハグをしていた、そして、その後ろの噴水の中に、M ちゃんの娘のミニM ちゃんが立っていた!M ちゃんの旦那さんに運転してもらいホテルで荷物をピックアップして仙台へ向かった。1 時間で山形市内から仙台市内へ!本日の宿まで送ってもらい!駅前の仙台の料理などを出してくれる居酒屋へ!仙台名物のお刺身いろいろ、牛タン、大きな厚揚げ、セリのおひたし、さらには、だし巻き卵、フライドポテト、焼うどんなども食べた。これで今回の山形‐仙台の旅は終了。2 年後は山形の後にM ちゃんの家に泊めてもらうことを約束してみんなで写真を撮って別れ宿に向かった。翌日は仙台空港から関空へ戻るだけなので、今回の山形国際ドキュメンタリー映画祭レポートは以上です。
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山形国際ドキュメンタリー映画祭 2025年10月14日
映画祭3 日目は平日となりました!朝はホテルで、がっつり朝食。そして昼食は抜く作戦!写真を見てわかるような感じ。芋煮はおかわりをして昼食抜きの覚悟がここにも!笑。早朝5 時半に起床!山形の朝は早い!この時間はもう天空が明るくなっている。朝の9 時半からやっている山形JA 直売所に行ってみると、地元の方々が並んでいた。十人くらいはいただろうか?この直売所は生産者の方が直接、野菜や果物、あるいは手作りのお菓子やおにぎりなどを納品し販売している。朝一で納品するだけ!なので、開店直後に行くのがいちばんいい!生産者が値付けをするのでお得な野菜などが、早めにいくと手に入れることが出来る。私たちはここで、旬の珍しい果物を買って贈ろうか!と思っていたのだが、あまり面白いものがなくここから送るのを断念。10 時過ぎには映画祭が始まるので急いで七日町へ向かう!昨日あたりから山形市内も温度が下がって来た。そしてTV では山形市内にもクマが出没しているというニュースが報道されていた。これからクマよけの対策が必要な時代になってくるのか?温暖化でいろんなことが起きている。それはグローバルに影響しており、そのことはこの映画祭の内容にも反映されているのではないだろうか?10 時10 分からの上映は「愛しき人々」チリの女性の囚人が監獄にとらわれている時に、なぜか持ち込んでいた携帯電話(スマホなのかガラケーなのか?はっきりしないのだが)で撮影されていた様子を紙に出力してそれをスキャンして映像化したものらしい!本当にそれをやったのならものすごい手間がかかっているのだが、なぜそうしたのか?ということが私にはちゃんと理解できていないまま映像を視ることとなった。携帯での撮影なので映画のスクリーンの画面サイズではなく縦長の画面、でもスマホの縦長撮影画面よりも横が広いような印象!1 対1 、あるいは4 対3 くらいの画面に近いような縦長画面だった。そこで収監されていた女囚たちの語りなどとともに、流される紙に印刷された画像をスキャンして加工し連続して並べて映像化している。その感じが現代アートみたいで、ドキュメンタリー作品がやりようによっては現代アート作品になり得るのだ!ということを実感させられる作品だった。ただし、画像は決して見やすいものではない!本作は中でも女性囚たちが監獄で出産し2 歳までは中で育てられるのだが、その後は自宅に戻るという制度の中、女囚と子供たちのことを中心に構成されていた。今回の映画祭を見て思ったのが、とても丁寧に計算されて撮影・編集された作品と、映像の民主化によって簡単に動画が撮影出来、編集できる環境が整ってきた中で、あまり計算されていない映像的には雑な作品の共存があることを強く感じた。計算されていない民主化された中での映像作品は、その場に居合わせないと撮影することが出来なかったものや、その人にしか撮影できなかったものというのが確かにある。なのでコンペティション部門にまで残ったのだろうと推測する。ドキュメンタリー作品においてこうした表現の二極化はさらに加速していくのかも知れない。
今回は前売り券を買うタイミングを逃してしまい!当日、毎回チケットを購入した!幸い、60 歳を過ぎたおじいさんですよおおお!おばあさんですみょおおおお!の世代だったのでシニア券を購入することが出来た。山形県民ホールに毎回行くと、同じ方がチケットの係をされているので、いくとシニア2 枚、クレジットカードで!がすぐに伝わるようになっていった。ちなみに一般は1500 円、シニアは1300 円。こうしたささやかな交流も映画祭の魅力では?そして毎回、丁寧に対応してくれてチケットを発券してくれるスタッフのみなさんに感謝!とともにスタッフもぜひ、この映画祭の作品を見て欲しいと思うのだった。
休憩時間になると街をそぞろ歩く!新しく出来た店も発見し、以前の建物が取り壊されていたりなど2 年に1 回(今回は6 年ぶり)に来て、その変化の様子を見ることが出来るのも興味深い!七日町にあった大沼百貨店も閉店となり取り壊し、新たな市民会館が出来ると看板に書かれており、それが完成するまでは生きていたいかもと想像するのだった。
大沼百貨店後のビルが新装オープンになった時には、山形の国際ドキュメンタリー映画祭はどんな感じの運営になっているのだろうか?
七日町のお店でお土産の配送などを注文し、昼食は抜いて、午後の上映会に向かった。
午後からの映画は「ずっと一緒に」という題名のベラルーシの映画だった。ベラルーシという名前は聴いたことがあるが具体的なイメージはなかった。上映終了後調べると、なんと、ウクライナの北側にある国だということがわかった。道理で雪に覆われた寒い風景がたくさん登場するわけだということがわかった。ベラルーシで溶接工として働いている21 歳の女性カーチャにフォーカスしたもの!彼女の母親がアルコール依存症で、6 歳の時に養護施設に入れられている。ロシアをはじめ北の国の人たちにはアルコール依存症になる方が多く、それが原因で平均寿命が短いというのは聴いていた。アーチャと母親とはその後の関係が絶たれていたのだが、21 歳の時(?)に実の母親の存在を知ることとなり、ミンスクに住む母親と母親が生んだ新たな妹(撮影時は1 歳から2 歳の女の子)と一緒にミンスクに引っ越して住むことを決意する。溶接工で自己研鑽しながら成長しようとする姿と、母親がちゃんと生きようとする姿と、酒を飲んでダメ人間になることを繰り返す母親姿が並行して語られる。これを見ると人の心の弱さはどういうことなのかを考える。そして心の弱さを抱えている人は、実は純粋な人なのかも知れないとうことも同時に感じる。そんなことを言語化しないで感じながら生きているのが本作の主人公でもあるカーチャではないのかな!と思うのだ!その感覚は実は本当の意味で正しい感覚ではないか?と思うのだが?どうなんだろう?カーチャはその姿が美しくまるで俳優さんのよう!彼女に襲い掛かる試練の連続を観ていてハラハラする。映像は美しく本当に丁寧に撮られている。ウクライナの「標的の時間」といい本作といい、旧ソ連の映像産業の底力みたいなものを感じる。いま、カーチャは何をしているのか?監督が来てくれていれば聞いてみたかった。3 本目は「終わりなき夜」というコンゴ共和国を舞台にしたもの、この国で大洪水が起きて多くの家屋が床上浸水となり家財一式が水没し、電気が通じなくなった。そんな暗い村での住民たちの苦闘を描いたもの。ハンディの懐中電灯を売るもの。しかし電池の在庫がない!発電機用の燃料を買ったもの、しかし、その燃料は粗悪品でエンジンがかからない。舟を持っているものはそれで移動できるが、持っていないものたちは下半身が水の中に入ったままで暮らしている。良くここで生活できるな!と驚く、逞しさの中に不安を解消するために教会でお祈りをする人たち。教会に集まる人たちは牧師が語るまるでラップミュージックのような節に載せて、歌を歌いだす、集団暗示にかかったかのような熱狂が出現する。歌いながら祈りながら涙を流す人たち、エネルギーを発散しながら目の前の不安から逃れようとする人たちが描かれる。映画は最初、真っ暗な中から始まり徐々に明るさを取り戻していくような構成と演出は狙いなのか?この日はこの3 本で終了!17 時前なのにもう暗い!盆地ならでは、なのか?夕食は駅前の蕎麦屋さんN へ!昨年の夏以来の訪問!常連客に交じってカウンターでお蕎麦をいただいた!こうして山形の3 日目は終わった。
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山形国際ドキュメンタリー映画祭 2025 年10 月13 日
今回、2 日目の映画祭!ホテルで5 時半に起床!いつもの朝の体操をする。やることは、自宅でも宿でも変わらない。加齢に伴い、こうした運動をしていないと身体が硬い。柔軟性を少しでも維持しないとけがをしたりする可能性が高くなるので歳を取るとこうしたことが少しづつ増えていく。6 時半に朝食があるので1 階に行くと長蛇の列。3 連休の3 日目なので観光に来られている方も多く、大人気!山形らしく、はえぬき米のごはんと玉コンニャク、そして芋煮がある。すべて美味しい!水がいい場所で暮らすことの素晴らしさみたいなことを考える。9 時過ぎまでこのブログを書いて、すぐに出発。七日町のOZ へ向かう!すると、ここも長蛇の列、会場は6 階なのだが、ロビーが埋まり階段の下まで列が伸びている。今年、改めて感じたのはこの映画祭に若い人が増えているのではないか?ということ。一時期はドキュメンタリー映画の好きな高齢者が多いという印象だった映画祭が、どこでどのように変化していったのかを知りたくなった。コロナ禍でいろんな環境やスタイルが変わったがそうした大きな変化に伴うことなのか?本映画祭でもコロナ禍の時期に収録した映像もいくつか見られた。この日の1 本目は「日泰食堂」という香港にある小さな観光地でもある島でイカなどを焼いたものとビールや飲料などを出す屋台兼食堂みたいな店で働く人たちとそこに集まる地元の人たちとの交流を描いたもの。まさに香港版の「オモウマイ店」のような仕立て。そこで働くメガネをかけている女性が主人公!なんと彼女がこの映画祭に来ているのを上映後の会場で発見していて思わず手を振った。香港では2014 年に始まった雨傘運動がその後も続いていた。本作は2019 年からコロナ禍になっていく2020 年以降までの時期に収録されている。アフタートークで知ったのだがこの映画の監督もこの島の出身でこの店に20 年以上通っていたらしく、高校生の時にビールなどを飲むようになっていったと語る。まさに監督さんもこの店の疑似家族のような関係だということを聞いて、なぜカメラを気にする人がいないのか?という疑問が解消された。そうした関係だから撮影できたのだろう。主人公の女性は頭脳明晰で自分の頭で考え、この店の主人とも意見の相違を堂々と伝え議論する。店の主人のおじさんは、それにたいして議論をするのだが否定はしない!ものすごく民主的な人たちやな!ということがわかる。その彼女が民主化運動の雨傘運動のデモに参加し自ら考えてステッカーを配ったりしている。ただし、彼らの矜持としてデモをして主張するが誰も傷つけない、何も破壊しないということをモットーに行っていた。しかし、運動が先鋭化していき、破壊や暴動が始まっていく。その様子が淡々と記録されている。日本での1960 年代から70 年代にかけての学生運動もまさにそのように先鋭化していく集団があったことも事実。しかし、現在も香港では民主化運動があり、中国本土の権力に対抗しようとしている。コロナになりマスクを着用し、みんなが集まって夜な夜なビールを飲んで議論するということも少なくなっていく。いまは、この店はなくなり、主人は病気を抱えておられ、ここに集まって来ていた若者たちも結婚したり子供が出来たり、仕事を始めたりしているということをアフタートークで聴いた。この映画の監督もこの島を離れ、十数年前から台湾に住んでいるらしい!むちゃむちゃ、刺激的な映画だった。主人公の女性が今まで飢えたことはないが、この国の自由が少しずつ制限されていることが嫌だと言っているシーンが印象に残った。
朝ごはんをたくさん食べたのでお昼は軽めに八百屋さん?果物屋さん?で売られているフルーツサンドを妻が買い、私はコッペパンの専門店でアンバターサンドを購入。250 円!水筒に水を入れて来たので、水を飲みながらフルーツサンドとコッペパンを2 人で半分こに分けて食べる。
午後は、大阪西成に暮らす人たちにインタビューをした日本の作品。しかしタイトルはドイツ語。ローザルクセンブルグが残した言葉からの引用だと聞いた。「Ich war, ich bin, ich werde sein! 」英語訳だと「IWas, I Am, and I Will Be! 」となるらしい!天王寺から新今宮の間にある釜ヶ崎というドヤ街に住む人たちの語りやそこで暮らす姿を追いかけている。様々な背景を持った人たちが集まる。印象に残ったのは鳩に毎日餌をあげている男性。このおじさんが自転車で公園にやってくると鳩がそれを見つけて集まって来ておじさんの頭や自転車に載って餌を迫る。小指を落としていて、刑務所の3 畳の独房に居たことを語ってくれる。足抜けが出来なく、組織の命令で犯罪を起こしたのか?足抜けにために落とし前をつけるために指を詰めたのか?などはわからないのだが、人間の友人はいなく、鳩の純粋さに惹かれ、鳩が唯一の友人だと語る。いろんなことをその姿を見るだけで想像させてくれる。
3 本目は山形にあるアートシアターでありいくつかのシアターがあるフォーラムという映画館に向かう。この映画館は収容人数がそんなに多くはないので早めに並んだ!というのも会場の会話の中で昨日フォーラムで入場制限があったという話をされていた方がいたから。映画の題名は「ルオルオの未来」というもの。中国の地方都市のルオルオの自宅が舞台。コロナ禍の後半の2021 年から22 年あたりに撮影されたらしい!SONYの4Kのハンディカメラ。7 歳になる孫娘の「満満(マンマン)」がやって来て、彼女が自分でビデオカメラを回して、その収録素材が使われている。まるでVライバーがライブコマースをやっているようにカメラで自撮りした様子が映される。面白かったのが前歯が抜けたことを紹介するシーン!満満がカメラに向かって歯の抜けた後の様子を映して見せ、その後、抜けた歯をおばあちゃんがくれたケースに入れていたのを取り出し、見せてくれる。むちゃむちゃ子供らしい屈託のない様子がいい!満満はとてもかわいらしく。アジア人なので私たちとまったく変わらない様子がまた親近感を増幅させてくれる。おばあちゃんであり本作の監督である「ルオルオ」さんは映像の専門家ではなく、人生の後半になって学び始めたことがアフタートークなどでわかった。文章を書いたり表現したりすることが生きがいらしく、それをすることで生きていけるとおっしゃっていたことが印象に残った。私がこうして文章を書いて経験したことをまとめていることなどと同じようなことなのだろうなと思いながら聞いていた。ただし7 歳の子どもの撮影なのでフォーカスが来ていなかったり、手持ちの撮影のシーンの動きが大きく、手振れ補正などもないので見にくかったり、音声のレベルがまちまちだったりするのが気になった。この映画は「ルオルオ」の3 部作になっていることをアフタートークで知った。ほかの2 本はどんな感じなのか?そしてルオルオさんはこうしてカメラで記録して日常を描き続けるという意味ではVLOGERとも言えるのかもしれない!映像撮影や編集の機材が簡単になって安価になり使いやすくなっている、いろんな意味で映像制作の民主化が進み、本作はその民主化を面白がって自分自身を表現することをされているルオルオさんという方自体を丸ごと受けとめる作品なのかも知れない!そして、いまは、満満は映像を作ることなどにはまったく興味がなくなっていて、この映画祭にも連れてこられなかったことを伺った。終映後、お土産を売っているお店を何軒か見て回った。山形の店はデザインされてこぎれいな場所が多い。昭和の建物が建て替えられた時期に重なっているのか?駅前の飲食街にある、これまたこぎれいな店「十色TOIRO」という店で夕食。焼き鳥の仕込みと焼きの美味さに驚いた!もも肉の皮がパリッと中はジューシーなのが感動的!シメサバと秋のきのこのサラダも良かった。おとおしは、玉コンニャクと鳥の南蛮漬け、そして青菜とエノキのお浸しだった。日本酒は山形の酒「惣邑(そうむら)」のひやおろしをいただく!こうして山形の2 日目は終わった。
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山形国際ドキュメンタリー映画祭2025 10 月12 日
2 年に1 度のこの映画祭、私が最初に参加したのが2003 年のことだった。あれから22 年。前回参加させていただいたのが、2019 年だった。その後、2020 年からコロナ禍が始まって、2021 年はオンライン開催だった。そして、2023 年の映画祭には、大学院で課題研究などをしており、余裕がなく、行けなかった!ので、6 年ぶりの映画祭。今回でちょうど10 回目の映画祭の参加となる。コロナ禍も完全に収まって祝祭性の高いリアルイベントが盛りだくさんの映画祭が復活していた。2023 年に大阪に引っ越したので、山形への移動がちょっと遠くなった。伊丹‐山形空港の飛行機が飛んでいるのだが往復7 万円くらいの値段!これやったら海外行けるやん!みたいな!昨年、東北芸工大のイベントに参加して、その際にいろいろ調べて、関空から仙台にLCC で移動して、仙台駅から山形駅までを高速バス(1100 円)1 時間の移動で行くと片道1 万円少々で行けることがわかった。これなら東京‐山形の新幹線代とそんなに変わらない。ということで始発電車に乗って関空から仙台空港‐仙台駅までJR 東日本で移動して山形駅へ!5 時前に自宅を出て11 時少し前に山形へ!都合、6 時間の旅。本を1 冊読み終えた!東京の友人が映画祭に来られていたので山形市民会館で待ち合わせて一緒にお昼をいただく!蕎麦屋の老舗名店の三津屋さん出羽路庵駅前大通り店!https://tabelog.com/yamagata/A0601/A060101/6000426/
山形の蕎麦はどこで食べても美味しいのだが、特にサクラエビのかき揚げにびっくり!サクサクしてとろけるような食感、家では絶対作れないと思った。その後、N さんと一緒に七日町へ向かう、富貴豆のお店をご案内し、山形の知の良心みたいな書店「八文字屋」へご案内。N さんは文翔館へ、観光へ向かった!そして、私たちはOZ の6 階の山形市中央公民館ホールへ、鑑賞1 本目は「ガザにてハサンと」というもの。2001 年にガザ地区での様子を撮影したミニDV のテープが3 本出てきたらしく、監督がそのテープをほぼ編集なしで提示した、監督のテキストなどが途中で入るが手持ちでちゃんと撮影できてない部分も敢えてそのままにしてガザ地区が封鎖される前の時代はどうだったのか?ということがわかった。地中海に面した海沿いの地区なので小舟で魚を獲る、見ているとその当時は豊かな暮らしが営まれていたのではないか?と想像される。しかし、そのときにもイスラエルの攻撃が時々起こり、今のような事態につながっていく。2 本目は同じ会場で「標的までの時間」という3 時間のドキュメンタリー。ウクライナのリヴィウという美しい街を舞台にそこに暮らす人々を1 年半にわたってたんねんに記録したもの。ウクライナ軍の兵士の戦死者を追悼するシーンが繰り返される。軍隊の楽団がその追悼式の葬送の舞台に楽曲を添える、教会で祈りをささげ戦死者が棺桶に入れられ霊柩車で土葬する墓地に運ばれる。沿道では、市民たちがひざまづいて亡くなった兵士へ鎮魂の祈りをささげている。市民たちが沿道に列を作ってひざまづいているシーンを見て胸が熱くなった。その後も、続々と戦死者が運ばれ、墓地に立てられている旗がどんどんと増えていく。春夏秋冬の風景、そして美しい街とこぎれいな市民たち、文化レベルが高く、音楽を愛し、オペラハウスでの上演のシーンなども登場する。しかし、その上演の途中で空襲警報が鳴り、公演は中断され、観客は静かに劇場を出ていく、それらのシーンが積み重ねられ、それ以外は何も語らない。観客それぞれがそれを見て考える。フレデリック・ワイズマンのドキュメンタリーの手法にも似た作風。しかも映像が抜群に美しい!アングルやフレーミング、人物の配置、被写界深度の設定、そしてグレーディングに至るまで。監督のヴィタリー・マンスキーさんはアフタートークで、今回の撮影は地元の写真家(フォトグラファー)と一緒になって撮影したらしい!監督もカメラを回している。そして初めて組むチームだったが結果いいものが出来たとおっしゃっていた!コミュニケーションが円滑になるまで時間がかかるのはどのチームも同じなんだな!と思った。そして、撮影した映像をチェコのポストプロでデジタル現像しグレーディングしたことがとてもうまくいったとおっしゃっていた。欧州人にあるグレーディングで暗部を締めていく、人物が暗くなってシルエットでもいいという感覚は日本人とはまったく違う!しかし、その暗部の表現なども含めて独特の質感を諧調を保ちながら作っているのがすごい!しかも3 時間!最後の若い兵士たちが墓地で立ち尽くす映像があるのだが、そのシーンだけ暗部を明るくしてハイキーな明るい映像にしている。これは彼らに対する希望を表しているのだろうか?終映後、大きな拍手が会場を包んだ!今もウクライナとロシアの戦闘は続いている。雨の中、宿へ向かう!山形駅の西側。途中、焼き肉やさんで夕食!山形牛は高いので安いお肉とレモンサワーで私たちの山形国際ドキュメンタリー映画祭の1 日目は終わった。
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