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北千住に出来た「シアター1010」。 出来てから数年たっただろうか。 駅前の丸井が出来てから一気に北千住の商圏や人の流れが、 変わったらしい。街にはそういうところがある。 足立区も参加しての公共劇場。 世田谷パブリックシアターがその火付け役となったのだろうか? 公共劇場がこのように増えていくことは、嬉しいことである。 昨年出来た、吉祥寺シアターもそうである。 しかしながら、要は何をやるかが大切なのだ。 番組でも、WEBでも優れたコンテンツがないとただの箱に過ぎない。 「冷蔵庫、電気なければただの箱」と昔のCMは語っていたが、 「劇場は、コンテンツなければ、ただの箱」である。 しかし、入場料はしっかり取られるので、決してタダではない。 2月4日(土曜日)観劇。初めてのイッセー尾形。 千住新橋駅近くの蕎麦屋「千住・竹やぶ」で待ち合わせ。 僕は、海老のかき揚げ蕎麦を注文。1600円。 2段重ねセイロでちょうどいい感じの量になる。 1枚だけなら少なすぎて、昼食にもならない。 カミサンはにしんそばを。 和服しか着ないライターをしている友人はわかさぎ天蕎麦。 「竹やぶ」から、ぷらぷらと、天ぷらを食べた後に10分ほど歩くと、 北千住の駅前である。 この街は昔の宿場町だったそうな。 宿場町通りという通りが駅のすぐそばにある。 シアター1010は丸井のビルの11階。 意外と大きいのと立派なのにびっくりした。 後ろから数えて4-5列目の座席だった。 ドイツからやってきた楽団と日本人音楽団が一緒に演奏して舞台は始まった。 音楽は一人芝居の合間合間に、演奏されるという構成である。 学校の教頭先生の一人芝居が秀逸だった。 何も言ってはいないが、明らかに小泉首相のものまねである。 語尾があいまいなところ、抑揚が大きく、 突然、声が大きくなったり小さくなったりする。 そして肝心のところを「むにゃむにゃ」と わざとわからないように喋り爆笑を誘った。 教頭先生の話は「子供を襲ってしまった」という懺悔の話だった。 テレビではなかなか見ることの出来ないネタである。 「感動した」という台詞で、このシーンは終わる。 太宰治の話は、太宰治自身と彼の作品が取り込まれ一度解体され、 再構築されている。 従って、太宰のことをあまり知らない僕は、 実は、あまりよくわからなかった。 全体には、イッセーさんの芸がこなれていて、むちゃむちゃ可笑しいのだが、 何せ小屋が大きいので空気の共有感が薄い。 今はなき渋谷の「ジャンジャン」での公演を見てきた方々が羨ましい。 今度はもっと小さな劇場での公演を観に行きたいものである。 #
by haruharuyama
| 2006-02-10 00:05
| 舞台
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Comments(0)
作・演出の鈴木聡さんは、大手広告代理店で何年も働いていた。 現在はフリーの劇作家・演出家・脚本家・コピーライターである。 先日、「プロフェッショナル」という「プロジェクトX」の後番組で、 アートディレクターの「佐藤可士和」さんを取り上げていた。 そのときに、 彼がフリーになるまえの敬愛する上司ということで鈴木聡さんが インタビューに答えていた。 会社が好きだった鈴木さんの 数年ぶりの新作だった。 僕は初日と、その約3週間後の公演を見に行った。 傑作です。 社会人としての倫理観を痛烈に突きつけられる。 自分も、もしかしたら、 倫理観がない行為に容易に手を染めてしまうかもしれない。 そんな場面が随所に出てくる。 二十年以上社会人をやっている僕などは、 思い当たることがたくさんあった。 しかし、勇気をもって倫理観の欠如した行為の誘惑に 負けないことの素晴らしさを、 この舞台は改めて教えてくれた。 地方都市の豆腐屋を舞台にした、 豆腐屋の家族とその裏にある地方新聞社の 記者たちのお話である。 この舞台はお金で買えないものがあることを、教えてくれる。 欲望が先走りすると、ろくなことがないことも、教えてくれる。 その公演中に、 ホリエモンは逮捕され、ライブドアの株価は暴落した。 僕たちも、そのことを知り マネーゲームは虚しいと少しだけ感じる。 そして、昨年の耐震偽装に続いて、 東横インの改装事件がおこる。 一体、この国は、日本人はどうなっていくんだろう。 しかし、書店では逆説的に「国家の品格」という新書が売れている。 そんなこんなを考えさせてくれる舞台だった。 僕は、このような舞台をこそ、40代、50代のサラリーマンに 見てもらいたいと思う。 最も舞台を見ない人たちが、見てくれることを願う。 そしたら、少しだけこの社会が変わるような気がする。 「ラッパ屋」は、以前は 「サラリーマン新劇・ラッパ屋」と名乗っていた。
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by haruharuyama
| 2006-02-08 18:07
| 舞台
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Comments(2)
紀子さまが、ご懐妊なされたそうだ。 このことで、マスコミは皇室典範の改訂についてまた 騒ぎ出すだろう。 マスコミ自身は答えなんか出さない。 この方はこのように言ってます。 この方はこのように考えていますとコメントを 羅列するだけだろう。 それは、このことが非常にデリケートな問題を 含んでいるからでもあるのだが。 でも、本当のところ、男子でも女子でも どっちでもいいんではないのだろうか? 実は、ロイヤルファミリーとしての節度と謙虚さが 僕たちに教えてくれることは大きくかつ重い。 昨年の「清子さま」のご結婚が、非常にほほえましく思われ、 彼女や皇族の方々の言葉から、本当に人の気持ちを考えて 出てくる言葉について改めてジーンときた。 こうやって僕たちも相手の気持ちを、そして自分の立場を考え、 言葉を選び出して コミュニケーションしているのだろうか? #
by haruharuyama
| 2006-02-07 21:27
| 時事放談
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